次世代研究と創作系教育の基盤を整えます。
街開きの前から研究プロジェクトを走らせます。メディア融合、アーティストコモンズ、超人スポーツ、映像アーカイブ、次世代デジタルサイネージ、IoT放送、IT政策。技術開発だけでなく、ビジネスモデル、教育法開発など多様なプランがあります。理系の案件に加え、法律、経済、デザインその他広範なジャンルのかたがたに協力いただきます。
中核として、慶應義塾大学メディアデザイン研究科(KMD)が竹芝に拠点を置く計画です。スタンフォード大学にも参加を期待します。国内・海外の有力な大学・研究機関との共同研究を進めます。世界的なオタク系研究所を作るアイディアもあります。
人材育成・教育面でも、大学・専門学校と連携して、プロのクリエイターやプロデューサーを育成します。例えば、文部科学省「マンガ・アニメ人材育成事業」の受け皿として機能し、さらに音楽、ゲームその他のコンテンツ領域にも広げていきます。
高等教育だけではありません。子どもの表現力・創造力の高さが日本ポップカルチャーを下支えしています。NPO「CANVAS」によるプログラミング教育など子どものデジタル力を高める活動や、「デジタル教科書教材協議会」(DiTT)が手がける「未来の教室」の設計などと連動して、初等教育からコンテンツ人材を育成していきます。
編集部より:このブログは「中村伊知哉氏のブログ」2016年3月4日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はIchiya Nakamuraをご覧ください。