イラン戦争の主役はイスラエルだが、かねてからネタニヤフはイランの政権を打倒しようと考えていた。核開発はその口実に過ぎない。ではイランはなぜここまで大きな犠牲を払って核開発にこだわるのか。
イランの核開発は、皮肉なことにアメリカ主導で始まった。1951年に民主的に成立したモサデク政権はイギリスが独占していた石油施設を国有化したが、国際石油資本はイランの石油をボイコットし、モサデクはアメリカに助けを求めた。
しかしアメリカはイギリスに代わって石油利権を独占しようとシャー(パーレビ国王)を擁立し、軍部のクーデタでモサデク政権を倒した。シャーには政治的基盤がなかったが、CIAが秘密警察をつくって反政府勢力を弾圧し、傀儡政権を維持した。
このときイランを西洋文明のショーケースにする一環として、アイゼンハワーの「原子力の平和利用」の方針が採用された。このイランの方針が大きく変わったのが、1979年のイラン革命である。このときホメイニは、革命を維持するために国民に根強い反米意識を利用した。
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