平井デジタル担当大臣らが集結し、CiPマニフェスト発表。

先端スマートビル「東京ポートシティ竹芝」に拠点を置くCiP協議会がオープニングイベントを開催しました。

平井卓也衆議院議員(現 デジタル担当大臣)、吉本興業ホールディングス⼤﨑洋会長、愛知県大村秀章知事などのゲストが登壇しました。

日本eスポーツ連合JeSU岡村秀樹代表理事、日本音楽制作者連盟野村達矢理事⻑、映像産業振興機構市井三衛専務理事など各業界の代表も参加し、入山章栄早稲田大学ビジネススクール教授とCiP代表のぼくがMCを務めました。

CiP協議会は国家戦略特区である竹芝で「コンテンツ×デジタル」をテーマとする拠点づくりを進めています。

2015年の設立以後多くのプロジェクトが同時進⾏し、コンテンツ産業界のみならず、メディア、IT、大学、自治体、政府と国内外のコミュニティを結ぶハブとしてイノベーションを誘発しています。

まず、コンテンツ・ビジネス・教育・テクノロジーの4象限のCiPマニュフェストが発表されました。
協議会発足当初のCiPビジョンを受け継ぎ、拠点の完成を機にさらなる飛躍を決意するものです。

そして、eスポーツを通じた教育を提供するコミュニティ「超eスポーツ学校」や、起業教育に取組む教育機関、メンターやVC等のコミュニティ「超・起業学校」、身体と技術を融合して人機一体のスポーツを開発する「超⼈スポーツ」の報告がありました。

「超」のつく発表の連続に、平井卓也議員から「超はBeyond Limits、今までの限界を超えるという意味。従来のやり方や既成概念を超えてほしい」とのコメント。

平井さんはその足で自民党総裁選に向かい、その後新政権の目玉、デジタル担当の大臣に就任されました。

その他、音楽などコンテンツを世界に発信するエージェント「SYNC NETWORK JAPAN」や「世界オタク研究所」などのコンテンツに関するもの、ロボット、AI、IoT、5Gなど先端技術をまるごと実装する都市を作る「City & Tech委員会」などテクノロジーに関するものまで、9のプロジェクトが発表されました。

また、CiP協議会が協力し愛知県が進める、イノベーションの創出を⽬的としたスタートアップ支援拠点プロジェクト「ステーションAi」については、愛知県知事大村秀章氏が遠隔にて発表を行うなど、CiPプロジェクトの多様性やヨコ展開の可能性が共有されました。

CiP協議会は2021年にポップカルチャーにテクノロジーをかけ合わせたPop & Techのリアルイベント「ちょっと先のおもしろい未来」(Change Tomorrow)通称「チョモロー」の開催を計画しており、今後もこの竹芝をハブに日本全国、世界中とを結んでいく構想です。

慶應義塾大学稲翳正彦教授が「2020年はBC/ACの境になる」と話しました。紀元前・紀元後に替わる、Beforeコロナ・Afterコロナの時代区分だと。そこでスタートする拠点は、新文明を作る場にしなければ。

CiPとして決意を新たにした次第です。

 

クリスマスには、平井大臣が「デジタルの日」発表イベントを開きました。CiP協議会はデジタルの日を応援いたします。まず、スポーツ、コンテンツ分野の著名人からのメッセージ動画の取りまとめにて協力をいたしました。

動画コメント

・M-1グランプリ 2020 王者 マヂカルラブリー 様
・岡村秀樹 様一般社団法人日本eスポーツ連合 会長
・山中智瑛 様(プレイヤーネーム:やまどぅー)eスポーツプレーヤー
・山口一郎(サカナクション) 様
・きゃりーぱみゅぱみゅ 様
・DJ 八王子P 様

また以下の皆様への「デジタルの日」参加協力依頼を行いました。

・iU
・一般社団法人融合研究所
・一般社団法人CiP協議会
・一般社団法人デジタルリスク協会
・一般社団法人日本eスポーツ連合
・IPDCフォーラム
・一般社団法人渋谷クリエイティブタウン
・一般社団法人超教育協会
・「安心ネットづくり」促進協議会
・SYNC NETWORK JAPAN
・一般社団法人アーティストコモンズ
・非営利活動団体 日本ビジネスモデル学会
・世界オタク研究所
・一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム
・配信技研研究所(株)
・一般社団法人オープン&ビックデータ活用
・地方創生推進機構

各団体の「デジタルの日」の取り組みは、下記にて御覧ください。
「デジタルの日」の特設ウェブサイト


編集部より:このブログは「中村伊知哉氏のブログ」2020年12月30日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はIchiya Nakamuraをご覧ください。