師走なので「政界渡り鳥(!)」だからこそわかる、日本維新の会の素晴らしさについて語ってみる

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

いよいよ今年も残すところあと2日間となりました。

とはいえ感染症対策などは待ったなしで、議員会館は1月3日までクローズされているものの、年明けすぐに行われる党対策会議などに向けて今日も活発にメールなどでやり取りが飛び交っています。

そんな中ではありますが、年末は「振り返り記事」を書くシーズン。

「政界渡り鳥(!)」としていくつもの政党を経験した私だからこそ言える、国政政党「日本維新の会」の素晴らしさについて改めて書いてみようと思います。

落選→柳ケ瀬議員の誘いという経緯を経て、私が維新の仲間に加えてもらってから1年半が経ちました。

「音喜多さんの性格じゃ、維新は合わないでしょ」
「で、今度はいつ離党するんですか?(笑)

というようなことを、馴染みの記者さんや言論人に言われることは多々あります。

実際、維新支持者の方も含めて多くの方に「音喜多なんて、すぐ不平不満を言って飛び出すのではないか?」と思われていたことは事実ではないでしょうか。

ところが意外や意外(?!)、私は今とても居心地が良いのである。

その最大の理由は「提案したことをやらせてくれる」「チャレンジを応援してくれる」組織風土があるからということに尽きます。

今年は消費税の減税法案など多くの議員立法や、政権公約マニフェストの事務局長などを担わせていただき、最近では全国遊説キャラバンの責任者も任されています。

どれも、「やりたい!」「こういうことをやったらどうでしょうか?」と自ら提案したものです。

もちろん提案の100%すべてが通ったわけではありませんし、ただ提案したから・会議で発言したからと言ってやらせてくれるほど甘い組織などありません。

提案があれば、とにかく紙に落とす(企画書・提案書を書く)。そして「担当者として、最後まで自分がやりきります」とコミットメントする。関係各所に相談して、しつこいくらい催促する。

これは民間企業時代というより、学生時代に学園祭運営をやっていた時からのスタイルみたいなもので、当時の先輩たちに

「本当にやりたいことがあるんだったら、文章にしてみろ。横着するな、紙に落とせ、企画書を書け。
「具体的に文章にできないようなら、その想いは偽物だ。そして署名された企画書を作って紙に残すということは、自分が最後までやるという宣言(コミットメント)なんだ

と言われたものです。なので学生時代から私はよく紙(企画書)を書いていたし、これは今に至るまでずっと人生で役に立っているスキルの一つ。

ただ、いくら企画書を書いて提出しても、それを受け入れてくれる組織風土・土壌がなければ何も意味はないわけで。

日本維新の会には、まさにその豊かな土壌があるんですよね。少なくとも、私はそう感じています。

上記の「全国キャラバン」の企画書なんて、12月1日付けで作成・提出して、翌週の役員会で承認されて12月中旬にはスタート。

多少は事前に根回し(相談)をしていたとはいえ、予算や人員というリソースを割くプランに対して、素晴らしい決断力と迅速性だと思います(これについてきてくれている、企画を具現化してくれる事務局スタッフには大感謝!)。

政治団体に限らず民間企業でも、社長や上司が口先では「若い力で新しいことをどんどんやって欲しい」と言いながら、実際に何かやろうとすると

「君はまだ若すぎる」
「もうちょっと勉強してから」

などなど、できない理由をつけて何もしない組織は多々あります。

チャレンジをすれば当然、失敗もあるし、組織にとってはリスクもある。このリスクを取れるかどうか。

色々と行動してリスクを取らないと気が済まない(?!)性格である私にとって、今の日本維新の会は非常にワクワクする環境です。

いわゆる「大阪イズム」を感じることは勿論あるものの、東京選出の私を敢えて都構想の特命チームにアサインしたり、何かを党として打ち出す時は

「これ、東京(関東)ではどういう風に受け止められる?」

と意見を頻繁に求められたり、全国政党への脱皮にも着実に挑戦しています。

というわけで、何か胡散臭いステマ記事のようになりましたが、このブログ記事を一つの私のコミットメントとして、当選したときの初心を忘れず今後も維新の党勢拡大に向けて尽力してまいりたいと存じます。

今後ともご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。

それでは、また明日(年内最終更新ではありません!)


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2020年12月29日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。