日本が安全保障・環境問題でメインプレイヤーになる時

日米共同声明に「台湾」が明記。日本は安全保障・環境問題で「メインプレイヤー」になる時だ

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

【全文】日米首脳 共同声明
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210417/amp/k10012980681000.html

昨日は我が国にとって極めて重要な日となりまして、日米首脳による共同声明が発表されました。

特に事前に大きな話題になっていた通り、「台湾」が明記されたことは極めて大きいです。ただしこれは、中国周辺の安全保障における状況がそれほど緊迫しているという証左に他なりません。

もちろん、戦争は嫌です。なんとしても避けなければなりません。

だからこそ、ただただ「戦争反対」「武力増強はけしからん」「周辺国を刺激するな」と主張していれば良い時代は終わりました。

現行の自衛隊法・海上保安庁法のままで、尖閣諸島を守り切ることができるのか、真剣に考えなければいけません。

現在、党内では海上保安庁法25条の抜本的見直しを中心に議論を取りまとめています。

日本が今後は主体的に・プレイヤーとなって安全保障で動ける環境づくりを進めていかねばならないと思いを強くするところです。

そして菅総理&バイデン大統領のペアになって、もっとも活躍の機会が増えたのはこの御方な気がします。

住宅の太陽光義務化「視野」 温暖化ガス目標強化に意欲―小泉環境相
https://www.jiji.com/sp/article?k=2021041601209&g=soc

しかし今回の日米共同声明では、環境問題への取り組みについては比較的穏当な表現でまとめられました。

欧州にグリップされるのではなく、それこそ日米が強調して積極的に国際的なルール作りをリードしていく必要があります。

明日以降の国会質疑は、こうした日米共同声明を中心に進んでいくものと思われます。しっかりと政策を示し、建設的な議論を進めて参ります。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2021年4月18日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。