政府は来月1日に発足するデジタル庁の人事について、事務方トップの「デジタル監」に実業家の伊藤穰一氏を起用する方向で最終調整に入りました。
伊藤穣一氏はMITメディアラボという謎の組織の日本人初めての所長ということで話題になった方ですが・・・。
実業家としての評価や世間の評判はイマイチどころか、かなり疑問符がつく方のようです。
米名門マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究機関MITメディアラボと所長の伊藤穣一教授が、多数の未成年の少女を性的目的で人身取引したとして米国で起訴され勾留中に自殺した米富豪ジェフリー・エプスタイン被告から、資金援助を受けていたことが発覚した。https://t.co/ug67e1avU0
— AFPBB News (@afpbbcom) August 23, 2019
結果、MITメディアラボの所長は辞任しました。
数年前までは、時代の寵児のようでしたが・・・。
MITメディアラボの伊藤穣一所長や米紙NYタイムズ、ハフィントンポストの第一人者が登場。http://t.co/sOIpR2g4rE 本日15時~シンポ生中継!視聴者から質問を募り、津田大介氏が切り込みます。質問は「#未来メディア」で pic.twitter.com/93D16oIlUq
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) May 12, 2014
それどころか、デジタル庁で期待されている業務には反対していたようです。
伊藤穣一って国民共通番号制や住基ネットに反対の論陣を張っていたはずなのだが、マイナンバーの利活用が主要ミッションのデジタル庁幹部に適任なのか、という疑問も。あんな人とこんな本も出していたhttps://t.co/F15abFoXDP
— junkTokyo (@junktokyo) August 5, 2021
伊藤穰一が追い出されたのはエプスタインからの寄付金を、事件が発覚した後も匿名のものとして受け取っていたことがバレたからなんですけど、採用ルートが不透明なのも含めていきなり原則に反していませんか? pic.twitter.com/AhgEKM6Qg5
— Tomoya Matsuura 松浦知也 (@tomoya_nonymous) August 5, 2021
ちなみに伊藤穣一氏は小山田圭吾氏のはとこだそうです。
出航前にすでに沈没してしまいそうなデジタル庁。今回の人事はいったい誰得だったのか?
起用を決めたデジタル庁からの説明が待たれます。