総選挙のような政権の帰趨を問う選挙では、絶対にないがしろにしてはならない問題があると思う。
共産党は政党助成金を批判し受け取ってない。立憲民主党は他の資金が少ないのでもっともその恩恵を受けて成り立っている党であるし、共産党が自治体などの職場で赤旗を売っていることを厳しく批判してきた。
赤旗を押し売りなどしてないというが、共産党の議員や労組職員に言われた時に、断ったら自分の仕事が叩かれるのでないかと思うから買う以外になにがあるというのか。
その二党が共闘して共産党候補が政党助成金の恩恵を受け、立憲民主党が赤旗押し売り(?)の恩恵を受けるというのはおかしいだろう。
まあ、いってみたら、ドイツがフランスから原子力発電で発電した電力を買いながら、原発ゼロ実践しているというようなものだ。あるいは、肉は食べないといってソーセージは食べるようなものだ。
今朝の新聞には全国の選挙情勢がのっているが、立憲民主党は共産党のお陰で小選挙区では健闘しているようだが、比例票は伸び悩んでいるようだ。あたりまえである。共産党という禁断の実を食べた立憲民主党は、食べる前と同じ党ではない。
小選挙区でも、候補者本人がいくら立派でも、もはや、悪の帝国にコントロールされた別人だといっても過言でない。