さて、れいわに3年前の参議院選挙を再現させる秘策、ありやなしや
ちょっと行儀が悪過ぎるので、今のれいわはどうにも好きになれない。
維新をターゲットに様々な言論戦を仕掛けているのはそれなりに面白いとは思うが、だからと言って今回の参議院選挙で3年前の選挙を再現するのは事実上無理だろうと思っている。
3年前の参議院選挙では全国比例区の特定枠を見事に使った。
山本太郎氏の個人的人気を背景に、よく普通では絶対に当選出来ないと思われるような候補者を当選させたものだ。
全国の有権者の意識を一新させたのだから、3年前の山本太郎氏は大したものである。
れいわ新選組が3年前の参議院選挙で政治の世界に新風を吹き込んだという成果は、現時点でも私は大きく評価している。
れいわ新選組には、大きな可能性があった。
ただし、今は過去形で語らざるを得ない。
これからのれいわ新選組には大した未来はなさそうだ。
早、限界が見え始めている。
NHK党も然り。
今のままだと、早晩与野党の狭間で埋没してしまうだろう。
もっとも、れいわ新選組には起死回生の一手になるかも知れない、と思うような一手がある。
実際にその手を打つと、あちらこちらからブーイングが起きそうだが、参議院選挙のことだけ考えたらこの手を打つに限る。
今日の段階では、このあたりで留めておこう。
その内に、どなたかから声が上がるかも知れない。
まあ、今の情勢ではファースト党は諸派扱いにならざるを得ませんね
都知事の小池さんは今度の参議院選挙では、皆さん、あまり当てにされない方がいいだろう。
まん延防止等重点措置の解除でいよいよコロナも収束に向かうかしら、と思っていたが、どうやらこのままダラダラとコロナ感染が続きそうである。
好天に誘われて花見の客が多くなっているので、この調子でこれから数か月過ごすことになりそうだ。
都知事の小池さんは、今年の参議院選挙であちらこちらを駆けずり回ることは出来そうにない。
国民民主党の皆さんもファーストの皆さんも小池さんに期待していたようだが、当てにしていて当てが外れたらガックリ来るだろうから、最初から当てにされない方がいい。
ファーストの党は、結局諸派扱いになって、荒木さんも思ったほどには得票出来ないだろうが、それでも結構、と腹を括っておかれた方がいい。
流れに掉させばそれなりに勢いが付くはずなのだが、今は、その流れがピタッと停まっている。
殆ど動きがない珍しい選挙になりそうである。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2022年4月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。