脅迫行為は、政治家の活動や発言を萎縮させる民主主義への冒涜である

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

1月に実技講習・検定は終了していた小型船舶免許ですが、本日でなんとか講義をすべて受講し終わり、筆記試験も合格!無事に免許ホルダーになりました。

半年かかった……。

この間に知床で痛ましい事件が発生し、国交省が所管する船舶の安全管理の問題は重要性を増すばかりです。その点についても、新たな知識や背景を知ることができました。

単に免許を取ることが目的ではもちろんなく、この経験をしっかりと政策提言に活かしていけるよう活動をしてまいります。

一昨日、昨日とTwitterで意見を交わしていた泉房穂市長に脅迫メールという事件を見て驚いています。

このような殺害・暴力を示唆する脅迫はいかなる理由があれ許されることではなく、犯人が速やかに逮捕されることを祈るばかりです。また、泉房穂市長にはくれぐれも身辺に気を配り、安全第一で行動していただければと存じます。

実行に及ばないとして、このような脅迫行為は政治家やその周囲に大きな影響を与えます。

泉房穂市長ご自身も、「もっとも、名指しされた者としては、心中穏やかではない。 しばし言動には慎重を期す予定。ご理解のほど。」と投稿をされています。

このように政治家の行動や主張に、暴力的な言動によって制限をかけてしまうのですから、明らかに民主主義に対する冒涜・挑戦行為です。

「テロや脅迫に屈しないで欲しい」

というのは正論ですが、脅迫を受けている政治家・議員としては簡単なことではないのが現実です。

実際にわたしも都議会議員時代、テレビに出て目立っていた時期に脅迫や当て逃げなどがありましたが、さすがにビビりました。

安倍晋三元総理の事件があった直後ではなおさらであり、警察には毅然とした対応を期待したいと思います。

「政治家は命がけの仕事だ」

という言葉が、あくまで比喩表現である社会であり続けることを願い、またそのために我々も努力を続けてまいります。

それでは、また明日。

SeanPavonePhoto/iStock


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年7月27日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。