2023年は「黄金の60代」への準備期間

新年あけましておめでとうございます。本年も本ブログ「SHINOBY’S WORLD」をよろしくお願いいたします。

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さて、2023年はどんな年になるのでしょうか?

昨年からのライフスタイルを変えるつもりはありません。ただ私にとって大きな違いは、いよいよ今年が50代最後の1年になることです。

自然年齢はあまり意識しない方ですが、還暦というのはやはり人生の節目です。

その60代を意識するのは、2年前郷ひろみさんの「黄金の60代」という書籍を読み、その生き方・考え方に強く共感したからです。

気づかされたのは、60代を黄金時代にするためには、その前からの入念な準備が必要だと言うことです。郷ひろみさんが、今でも鍛え上げられた肉体で、現役でバリバリ活動していられるのは、日々の努力なくしてあり得ません。

2023年は、私にとっても黄金の60代を迎える前の準備の仕上げの1年となるのです。

体力や健康、経済的な基盤、社会とのつながり、大切な仲間や家族、心から楽しいと思える趣味の時間、、、自分に必要なものを見つけて、来るべき10年に備えたいと思います。

還暦を意識することと矛盾しますが、日々気を付けるべきは年齢を気にしないことです。

「もう歳だから」「この歳になって今さら」「年甲斐もなく」というような意識は禁物です。

自然年齢を意識しないで行動することで、自分の生き方が年齢に縛られることを避けられます。それこそが充実した人生に必要なことなのです。

同世代から見れば「変わり者」と思われるようなライフスタイルこそ、目指すべき生き方だと思っています。

「人と比較しない」「過去の自分と比較しない」そして「自分の理想と比較しない」。三比主義からの脱却によって、今年もしなやかに生きていくつもりです。

こんな私ですが、また1年どうぞよろしくお付き合い下さい。そして、皆さまの1年も、福に満ちた素敵に輝けるものになりますように!


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年1月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。