楽しみにしていた給料日。初任給が支給される人はなおさらです。しかし、4月の給与明細を見て、手取りが減少していることに驚いている人が多いようです。高齢者医療への拠出金が増え、現役世代の負担はますます大きくなっています。
社会保険料率は30%の時代に。https://t.co/Am3g63Vh3f
9.27%(2023年度の健康保険の平均料率見通し)+1.78%(横ばいの介護保険料率)+18.3%(料率が固定の厚生年金)=29.35%(過去最高の水準)
現役世代の負担余地は少なくなっています。 pic.twitter.com/Sc8gzfbW49— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) April 20, 2023
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給与明細を見たら、手取りが減ってることに気づくでしょう。
「アレ!? 給与明細見たら、手取り減ってる…?」
私「4月納付分から健康保険と介護保険料率がまた上がったからですね。消費税なら1%上がるだけで大モメなのに、社会保険料率はシレっと上がり続け、労使合計で30%!! 一方で大卒初任給は30年間横ばい…現役世代の負担増はもう限界突破してるんですよ…」 pic.twitter.com/SqUbJyVEWY
— 新田 龍 (@nittaryo) April 25, 2023
社会保険料は会社負担という名目で「給与明細の倍」を支払っています。
社会保険料の負担感調査とかの結果も当てにならないのは、多くの人は社会保険料は「給与明細記載金額」だと思っているから。
生活にはあまり影響はない、なんて答えている人は、倍額とられていると知れば、「生活に影響がすでに暗黙のうちに出ている」ことに気づくだろう。 pic.twitter.com/LWWckZONah
— 木下斉 / 「日本の構造問題」を斬り、解決する! (@shoutengai) April 18, 2023
これからは新入社員が副業をするのが当たり前の時代になるのでしょうか。
現政権は保険料をどこまでも上げても、どうしても受益者負担にはしなくないようです。
さらに「異次元の少子化対策」でさらにさらに天引き額は増えました。
仕事がら、給与明細を見続けてきたが、ほんと天引き額が重くなったと感じますね。既に3割。ここからまだやるのか、と。しかも2年国政選挙ないから、やっちゃうねこれは/「異次元の少子化対策」財源は社会保険料が本命か年収600万円の会社員は税金と別に「100万円超の天引き」https://t.co/FyeZPSmCJB
— 渡邉正裕 (@masa_mynews) April 8, 2023
一部の企業以外、言われているほど給料も上がりません。
過去数十年、日本企業の給与が上がらなかった理由ふたつ
1)経営者が「高く売れる事業」より「良いものを安く作る事業」を目指し、生産性を下げる競争をしてきたこと
2)従業員が「給与が上がること」より「雇用の安定=首にならないこと」を優先し、給与が上がらなくても転職しなかったこと
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) April 2, 2023
しかし、日本人の賃金が上がらないのは社会保険料のせいだけではありません。
日本人の賃金が上がらないのは、高齢者の社会保障にピンハネされてるのにくわえ、仕事してない社員の給料もカンパさせられてるから。「消費税増税するな!社会保障カットもするな!あと終身雇用は維持させろ!」と要求し続けた結果です。 https://t.co/0fEFFrNe01
— jo shigeyuki (@joshigeyuki) March 20, 2023