ロシアが実効的に支配しているクリミアにある燃料貯蔵施設が爆発しました。
ロシアはウクライナの無人機の仕業だとしており、ウクライナ軍は関与を匂わせています。
クリミア燃料施設で火災 ウクライナ高官 “天罰は今後も続く” #nhk_news https://t.co/TrEAazyrpp
— NHKニュース (@nhk_news) April 29, 2023
ウクライナ軍は大規模な反転攻勢を計画しているとのことです。このタイミングでの、クリミア施設の爆発は不吉な予感がします。
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ウクライナ反転攻勢へ訓練着々 南部前線ルポhttps://t.co/RjsRkMTol0「報道陣は絶対に私より前に出ないで。演習場以外の撮影も禁止だ」。「メカニック」という呼称の指揮官が記者団に厳しく言い渡したー。
— 産経ニュース (@Sankei_news) April 28, 2023
爆発と同時期に、ゼレンスキー大統領もクリミア半島の解放を示唆しています。
Zelensky reiterates Ukraine's goal for victory in Donbas and Crimea:
“The day will surely come when Ukrainian border control for passengers at the international airports of our Donetsk and Simferopol will once again be quite commonplace"
— Samuel Ramani (@SamRamani2) April 30, 2023
ゼレンスキー氏、ドンバスとクリミアでの勝利に向けたウクライナの目標を改めて表明:
“我々のドネツクとシンフェロポリの国際空港での乗客に対するウクライナの国境管理が、再びごく当たり前になる日が必ず来るだろう”
爆発が発生した日はウクライナにとって特別な日であるようです。偶然とは思えないタイミングです。
一方、クリミア半島はロシアにとっても重要な領土であり、簡単にウクライナに明け渡すとも思えません。
ゼレンスキー大統領は今回の戦争が数十年にも及ぶ可能性に言及しています。
インタビューに対し、ゼレンスキー大統領「この戦争は数十年続く可能性」。支援を訴え。少なくともプーチン政権によるウクライナへの攻撃、2014年クリミア侵攻からでもすでに9年です。長期化するロシア軍の侵攻。https://t.co/Awc3PrbOCB
— 福田充 Mitsuru Fukuda (@fukuda326) April 29, 2023
クリミア半島をめぐる攻防はロシアとウクライナのどちらにとっても負けられない戦いとなりそうです。