久々のアルザス。なので、ムッツィグに寄り道。
ここには、最愛パティシエのカミーユ・ルセック&その師匠クリストフ・フェルデールのお菓子屋さん「レ・パティシエ」がある。
カミーユは「ル・ムーリス」で、クリストフは「オテル・ド・クリヨン」で、いつも素敵においしいお菓子やデセール作ってくれてた。彼ら、特にカミーユのお菓子を、パリで日々恋しく思っている。
感動的においしい大好物スプリッツと初めましてサブレ、カミーユといえば!のマドレーヌ、そしてケークシトロンを、連れて帰ろう。
二人とも不在で残念。クリストフは食のイベントでたまに会うけど、カミーユはその手のイベントに全然顔出さないので、ここまで巡礼して運がよければ会える存在になっちゃった。「ル・ムーリス」時代のカミーユスイーツを私同様に愛した友人と、カミーユ話で盛り上がりながらお土産を買い込む。
パリに持ち帰ると、「ル・ムーリス」から養子に来たピスタッシュたちが、懐かしいカミーユの香りを嗅ぎつけて、わらわら集まってくる。
カミーユ時代の「ル・ムーリス」のサロンで使っていた食器で、ティータイム。久々のカミーユ美味を、うっとり堪能。スプリッツ最高。よかった、たっぷり買ってきて♪
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年5月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。