佐賀県教育委員会は、採用試験の結果が出終わった11月に、県外で働く現役の小中学校教諭を対象にした特別採用枠の試験を実施するそうです。
佐賀県教育委員会は、11月に実施する公立学校教職員採用試験で県外で働く現役の小中学校教諭を対象にした特別採用枠を新設します。筆記試験は行わず、面談や模擬授業などで採用を判断します。 https://t.co/xdvrxZsccF
— 日経 九州沖縄 (@nkkyushuokinawa) August 21, 2023
筆記試験は行わず、面接と模擬授業のみで採用するとのことです。現場の教員が不足する中、即戦力となる人材を確保するために、他の自治体から人材を奪うという仁義なき戦いが始まっています。
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足りない教員を他県から奪い合うことになるのではという指摘が見られます。
足りない教員を他県から奪います。https://t.co/iNIZPzHUPw
— 山内太地『偏差値45からの大学の選び方』(ちくまプリマー新書)発売中 (@yamauchitaiji) August 22, 2023
佐賀県は他の自治体の採用試験を落ちた人も率先して採用してきました。
佐賀県の教員秋採用
これ、他県の採用試験に落ちた人がメインターゲットだよね。けっこういいアイデアだと思うけど、講師予備軍を取られた他県の人はどう思うのかな?#教師のバトン pic.twitter.com/SbaY5bMIFe
— サボさん【教師のバトンプロジェクトリーダー】 (@kyouiku_mondai) December 12, 2022
近年の佐賀県の採用試験は受験倍率が伸び悩んでいます。
令和6年度採用
佐賀県教員採用試験
中学校国語→定員割れ
理科→全員合格
美術→定員割れ
家庭→定員割れ本格的にオワコンで草。昨年度の大分県を上回る悲惨さだわ。#教師のバトン pic.twitter.com/2gBX2vdQX6
— サボさん【教師のバトンプロジェクトリーダー】 (@kyouiku_mondai) June 15, 2023
佐賀県の教員採用試験で、英語科の倍率が1.0って噂ホント!?
‥と思ったら、ホントだった‥。
— 「教員」の卵 (@ttmg54321) July 10, 2022
先日は佐賀県の先生がスピード違反で捕まっていますが、同情の余地もあります。男性教諭は「レンタカー早く返却したかった」と述べています。
佐賀県では、レンタカー借りて先生が生徒を車に乗せて部活の引率するの?生徒乗せて運転していいの?ダメでしょ?
生徒5人乗せ52キロ速度超過 部活動で引率中の教諭を減給処分(毎日新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/LsJoV50dnp
— うつ病教員A (@barkYsh5UwnDDZS) August 22, 2023
教育委員会は採用方法よりもなぜ教員の人気が凋落したのかを先に考えたほうがいいのかもしれません。
生徒を乗せ時速132キロで走行「レンタカー早く返却したかった」男性教諭が減給の懲戒処分【佐賀県】(佐賀ニュース サガテレビ)
スピード違反で生徒の危険…というのは、良くないけど…
教員が、休日、部活、引率、レンタカー、運転and返却まで…そこを問いたい。 https://t.co/AN6KlYIChr
— ゆるっとな (@gib_levy) August 21, 2023
増えないことを前提に人手不足を賄うしかないですが、管理職や教育委員会、なにより日教組にその気がないようです。
予算や定員を増やしてくれないのはそのとおりだと思うのですが、増えないことを前提にオンライン授業や外部人材の参入(タスクシフトや実質的な免許緩和)を進めて人手不足を賄うしかないのに、それついては教職員組合(日教組等)はネガティブじゃないですか?教育委も特別免許状を全然授与しないし。 https://t.co/Y4StPHWBUr
— 霞ヶ関女子 (@kasumi_girl) August 17, 2023
医師と教員の働き方改革が進まないという現象には共通点があります。
ほんこれ。教員も似たような構造。 https://t.co/o6a7YF6BKK
— 霞ヶ関女子 (@kasumi_girl) August 17, 2023
教員の仕事を精選して特定の分野にもっと特化すべきだという指摘も。しかしこれそが不得手な先生も多いのではないでしょうか。
個人的にはもはや基礎知識の学習は教員から切り離してプロに任せるべきかと
教員の仕事は
・集団行動
・コミュニケーション力の向上
・体力作り
・メンタルケア
・学習困難児童への個別対応
に注力義務教育という国の未来に大きく関わる分野で、変化というリスクある決定ができるとは思えませんが😶
— よしお@コンビニ×アパート×複業×投資 (@cvsowner2020) August 17, 2023
もしかしたら、先進国の人間であるわれわれは教育に希望を託し過ぎているのかもしれません。
「教育は社会の分断をなくすよりも分断をさらに大きくしている」アメリカで過激な左派(レフト)が台頭したのは、エリートの大量生産によって、エリートとしての自己実現が困難になったから、という話です。https://t.co/eYsRZQ3N5W
— 橘 玲 (@ak_tch) August 16, 2023