沖縄に来ています。沖縄から参加している資産設計実践会第17期の受講生が、投資に興味を持っている地元の仲間を集めてくれ、セミナーを開催しました。
平日の午後にもかかわらず、会場は50名以上ですごい熱気です。時間に余裕がある人がたくさんいるようで、開始20分前にも関わらず、会場にどんどん人が集まり、賑やかです。
同じようなセミナーを東京で行うと、忙しい方が多いせいか、ほとんどの参加者の来場時間は開演ギリギリ。会場に着いた人たちも、静かに始まるのを待っています。
東京と沖縄では、ずいぶん会場の雰囲気が異なります。
セミナー終了後は、懇親会にも参加しました。沖縄料理のお店で7時からスタートしましたが、話が尽きることがなく、気がつけば4時間近くが経っていました。
お店を出て、駐車場で帰りの車を待っていましたが、そこでもまた立ち話が始まり、いつまで経っても誰も帰ろうとしません。
東京であれば、懇親会が終われば、スマホで電車の時間を調べて、次の日に備えてサクッと早めに帰るものです。
東京になくて沖縄にあるものは、温暖な気候だけではなく、のんびりとした時間でした。
自由にできる「時間」がたくさんあることが、心の余裕につながり豊かさになっているように感じました。
忙しい東京で時間に追われ、あくせく働いて、経済的に豊かになったとしても、それは本当の豊かさとは言えません。
「お金」と「時間」のバランスが取れてこそ、心に豊かな生活ということができるのです。私も今まで以上に、もっともっと仕事をする時間を減らして、自由に使える時間を増やさなければならないと、反省しました。
今回沖縄には、お金を増やすことを通じて、人生を豊かにする方法を教えに来たつもりでした。ところが、逆に時間を増やすことで、人生が豊かになることを教えられてしまいました。
帰り道に歩いているときに感じるこの季節の沖縄の夜風は、心地よく最高でした。また近いうちに豊かな時間を味わいに来たいと思いました。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年10月20日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。