斎藤元彦知事、職員の約4割がパワハラ見聞きで万事休す?

兵庫県の斎藤元彦知事は、県職員を対象に行われたアンケートで、およそ4割の職員が知事のパワハラを目撃または聞いたことがあると回答したことに対して「業務上必要な範囲内での指導である」という認識を改めて示しました。

また、兵庫県内の29市の県市長会が、元県民局長を公益通報者として保護せず懲戒処分としたことについて「不適切」とする文書を斎藤知事に提出する方針だそうです。

斎藤知事は、記者会見で中間報告の詳細についてコメントを控えるとしつつ、仕事においては厳しい指導が必要であるとの立場を強調しました。

斎藤知事 同知事SNSより

親の顔が見てみたいという意見や

見ていていたたまれないという意見が見られます。

パワハラの認識について問われた時に「仕事だから、良いサービスを県民に提供するため必要な指導」と返答したそうです。

「エレベーター開けておく係」がいたなんてなにかの冗談でしょうか。

このせいか知りませんが、今年の兵庫県庁の一般事務職(大卒程度)の筆記試験の辞退者が4割となったそうです。

斎藤知事を評価する声もあります。

それとも斎藤知事はなにか触れてはいけないものに触れてしまったのでしょうか。既得権に触れるならばなおさら言動に慎重であるべきだったかもしれません。

県行政の代替的・補完的機能を担う公社など32団体について、斎藤知事は「社会・経済情勢や県民ニーズの変化に伴い、民間活力の積極的な活用、民間との役割分担を踏まえた見直しが必要」と指摘。近く公表する見直しの視点に基づき、外部有識者らでつくる第三者委員会からの意見も踏まえ、県の関与や団体の在り方を再考するという。

一方、県職員OBの再就職については、65歳での退職を定めた県の内規を超えて慣例的に雇用が延長されていた56人に対し、本年度末までの退職を求めている。

いずれにせよ首長になる人にはなにか共通点があるようです。