トランプ氏が第二次政権に入閣する予定である候補者を次々と指名しています。
しかし、蓋を開けてみるとトンデモ人事になりそうな予感しかしません。
映像:テレビ司会者から飼い犬射殺の知事まで、トランプ次期政権の顔ぶれ 共通点は「忠誠心」と「強硬姿勢」https://t.co/fzIOXSB0vt pic.twitter.com/iXrGtQbPiv
— ロイター (@ReutersJapan) November 14, 2024
始めの方に発表された人事は「まとも」な人ばっかりで油断していました。
Donald Trump – President
Susie Wiles – Chief of Staff
Marco Rubio – Secretary of State
Mike Waltz – National Security AdviserThe Federal Government is being taken over by Florida Man and Woman
— Brendon Leslie (@BrendonLeslie) November 12, 2024
ドナルド・トランプ – 大統領 スージー・ワイルズ – 首席補佐官 マルコ・ルビオ – 国務長官 マイク・ウォルツ – 国家安全保障問題担当大統領補佐官 連邦政府はフロリダの男と女に乗っ取られている
しかし、トランプ氏が大好きなFOXニュースで司会者として働いているヘグセス氏が国防長官に指名されてから雲行きが怪しくなってきました。
トランプが国防長官に指名したヘグセスの刺青の意味についての解説
"ヘグセスの腕にある十字架+剣は、マタイによる福音書10章34節を参照している。私は平和をもたらすために来たのではなく、剣をもたらすために来たのだ。しかし、多くの人が知らないのは、この聖句の残りの部分である:… https://t.co/Mqz6X97HyH pic.twitter.com/hutwjyJuZo
— J Sato (@j_sato) November 15, 2024
その後は、飼い犬を殺したことを自白した女性知事、ワクチン懐疑論の親玉、陰謀論者と批判されている元民主党下院議員など「トンデモ」な人たちに重要な閣僚ポストが割り振られています。
飼い犬射殺で批判の過去も…サウスダコタ州クリスティ・ノーム知事を国土安全保障長官に指名(FNNさくっとニュース) https://t.co/DRh1oGV6Ed
— 癒し系推し (@skyblue4869274) November 13, 2024
反ワクチンで子グマの死体を公園遺棄の奇行も…トランプ次期大統領がロバート・ケネディ・ジュニア氏を厚生長官に起用 #FNNプライムオンライン https://t.co/Bd7jDvgvNB
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) November 14, 2024
国家情報長官に指名されたギャバードは過去に「日本に再軍備を許せば将来再び敵となる可能性がある。」とポストしてパールハーバーをタグ付け。また、ウクライナにアメリカが支援する生物兵器の研究施設があるとするロシアナラティブを根拠に支援に反対する陰謀論者でもある。 https://t.co/Cq59VdoXK7
— 八月 (@8th_month) November 13, 2024
最も反発を生んでいる人事は司法長官候補のマット・ゲーツ元下院議員です。
ゲーツ氏は性的人身売買の疑いで司法省に捜査された疑いがあり、現在も米議会下院の倫理委員会によって違法薬物使用などの疑惑も追求されています。
トランプ氏、新司法長官にゲーツ下院議員起用へ 過去に性的人身売買容疑も…https://t.co/ge04xlmQxc
— 日テレNEWS NNN (@news24ntv) November 14, 2024
ゲーツ氏の司法長官指名に衝撃 適格性を疑問視、承認阻止も(共同通信)#Yahooニュースhttps://t.co/7anTOxqKO7 「ゲーツ氏は買春や薬物に加えて身分証明書の不正使用や選挙資金の私的流用など多くの疑惑を抱え、下院倫理委員会による調査対象にもなっていた」
— deepthroat (@gloomynews) November 14, 2024
トランプ氏は司法省によって自身が不当に追及されたと認識しています。
そのため、トランプ氏は法律の壁を乗り越え、自分の意のままに動いてくれるゲーツ氏を司法長官にしたいと考えています。
President-elect Trump picked Matt Gaetz for attorney general for one, big, telling reason:
Gaetz will proudly do the dirty work on controversial legal topics that others won't. https://t.co/ParBnUeF9M
— Axios (@axios) November 14, 2024
トランプ次期大統領がマット・ゲーツ氏を司法長官に選んだのは、一つの大きな理由からだ。 ゲーツ氏は、他の人がやらないような物議を醸す法律問題に関する汚れ仕事を誇りを持ってやるつもりだ。
また、ゲーツ氏の右腕となる司法副長官には自身の裁判を担当した弁護士を充てる予定です。「復讐」の準備は万端です。
トランプ氏自身の弁護士を司法副長官に指名 不倫口止め裁判などで法廷闘争支える https://t.co/wyrpZhvJDH
— テレ朝news (@tv_asahi_news) November 15, 2024
既に5~10名の共和党議員がゲーツ氏の指名に反対しているとの情報があります。
ゲーツ氏を含めトランプ氏が閣僚に指名した人々は上院から承認される必要がありますが、今のままでは共和党上院議員の多くが反対しそうな閣僚候補ばかりが発表されています。
Kevin Cramer on Matt Gaetz:
"I have concerns about him…he's got a really steep hill to climb to get lots of votes, including mine…if we had a vote today…it might be more than [5-10 Republicans voting against]."
Cramer also says he wants Ethics Committee report released. pic.twitter.com/9Rhh3sn4iU
— JM Rieger (@RiegerReport) November 14, 2024
マット・ゲイツについてケビン・クレイマー氏: 「私は彼について懸念を抱いている…彼が私を含め多くの票を獲得するには、本当に険しい道のりを歩まなければならない…今日投票が行われれば…[共和党員5~10人が反対票]以上になるかもしれない。」 クレイマー氏は倫理委員会の報告書の公開も望んでいると述べている
しかし、閣僚以上に一番の「トンデモ人事」は大統領自身かもしれません。
今年、ニューヨークの陪審が刑事裁判でトランプ氏に有罪判決を下すなど、大統領退任後は法的な問題に悩まされてきた。今回の勝利により、トランプ氏は有罪判決を受けた初の大統領選当選者となった。https://t.co/1Q0dMzLvdP pic.twitter.com/F7bMDi2y7I
— ロイター (@ReutersJapan) November 7, 2024