石丸新党について思うこと

石丸伸二さんが都議選に向けて新党を結成することを発表しました。

その後、私のもとに新聞、テレビなどメディア関係者から問い合わせが相次ぎました。ここでお断りしておきますと、私が知っていることは、石丸さんが公にしていること以外にはありません。PIVOTで新党の概要について石丸さんご自身がお話しされているので、ご興味ある方はそちらをご覧ください。

私が見た感想は、石丸さんらしい、誰も発想しない斬新なアイディアであり、期待通りの(期待以上の!?)新党構想でした。まだ概略しかわからないので、12月中に発表される詳細を早く知りたいという気持ちが正直なところです。

政治は中央政界ばかりが注目されがちですが、私たちの生活に直接影響を及ぼしているものが、地方政治です。日常あまり報道されませんが、地方政治の改革、活性化こそ私たちの生活向上のために必須です。明治以来の中央集権体制を大きく転換し、地域主権、地方分権を強力に推し進めるべきです。そのためには、地方から狼煙を上げるしかありません。

話の中で石丸さんは、“日本維新の会の失敗”にも触れていますが、首都東京で本格的に新しい波を巻き起こせれば、これまで誰もできなかった既得権益をぶち壊す、本物の「革命」が成功するかもしれません。

しかし、政治は一寸先は闇です。総選挙で急浮上した国民民主党も、突然、玉木代表のスキャンダルに見舞われました。何が起こるかわかりませんし、真の改革を断行するならば、必死に抵抗し邪魔をする勢力も出てくるでしょう。

いずれにせよ、有権者にビジョンを丁寧に説明し、理解していただき、仲間を増やしていくことが肝要であることは、言うまでもありません。政治は1人では出来ませんから。