PRESIDENT Onlineに、高市早苗氏の政治家としての歩みと、総理になるための課題について書いた。「高市早苗氏はいつ『タカ派政治家』になったのか…『ポスト石破』に一番近い女性政治家の克服すべき弱点」という記事だ。
高市早苗氏はいつ｢タカ派政治家｣になったのか…｢ポスト石破｣に一番近い女性政治家の"克服すべき弱点" 国会議員としての出発点は｢リベラルズ｣
石破内閣の支持率が急落している。評論家の八幡和郎さんは「ポスト石破として最有力なのが林芳正氏と高市早苗氏の2人だ。高市氏は米大統領に返り咲いたトランプ氏とも相性がいいように見えるが、女性初の首相になるにはまだ克服すべき点がある」という――。
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もし参議院選挙前に石破首相の退陣がある場合、議員主体の選出になる。過半数を大きく上回る石破支持派を敵に回しては、勝つことは不可能だ。
高市早苗氏インスタグラムより
まず、彼らを安心させる必要がある。多くの高市氏の応援団が公明党への誹謗中傷を繰り返していた。高市氏自身はアンチ公明的な言動をしていないが、主要な支持者をしっかり抑える必要がある。
石破氏を首相に支持した議員を落選させようと呼びかけていた人物もいたが、高市氏はそれを諫めたものの、そうした人たちを直接説得することはなかった。
幹事長にしないなら協力しないと下野したが、推薦人のほとんどがいわゆる裏金議員であるのでは、幹事長としてどう対応するつもりだったのか疑問だ。
また、外交について「石破よりはましだ」では通用しない。最有力と言われる林芳正官房長官に対抗するためには、実際に海外に行って演説を行い、各国で認められる必要がある。同じ保守派だからトランプ次期大統領とうまくやれるという甘い考えでは話にならない。
外交に不慣れな首相がいかに害を及ぼすか、既に痛感しているはずだ。
上記の論稿では、高市氏の政治家としての歩みを振り返り、その本質と歩むべき道を示している。特に松下政経塾との関連は興味深い内容だ。
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