昨年1年間に首都圏で発売された新築マンションの平均価格は7820万円で、前年より3.5%下回りました。
首都圏 去年の新築マンション平均価格7820万円 前年下回るhttps://t.co/vZHI4H88Fv #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 23, 2025
東京23区では、3億円を超える高額物件の発売が減少した影響で、平均価格が1億1181万円と2.6%下落しました。しかし、2023年3月には首都圏全体で新築マンションの平均価格が1億円を超え、東京23区では平均価格が初めて2億円を突破しました。その要因として、東京都港区にある総戸数1002戸の「三田ガーデンヒルズ」と総戸数389戸の「ワールドタワーレジデンス」という超高額物件の販売が挙げられます。これらの物件が全体の平均価格を大きく引き上げていました。
三田ガーデンヒルズって、千戸もあるんだ。。。:東京の新築マンション平均価格を2億円超に押し上げた「超高額物件」の中身 「最高45億円」「住民専用庭園」「ゴルフラウンジ」一体誰が購入しているのか(1/5) | JBpress (ジェイビープレス) https://t.co/E7H1Sg064T
— やすだはる (@ysadaharu) May 29, 2023
一方、地域別では東京23区以外の地域である神奈川県、埼玉県、千葉県でも価格上昇が続いています。
昨年の新築・中古合わせた発売戸数は約2万3000戸と、調査開始以来最少となったそうです。これは都心部の用地不足や建設現場の人手不足による工期の遅延が影響しており、歴史的な低水準となっているためです。
2024年の新築マンション供給戸数見通し
(不動産経済研究所)【首都圏】
23,000戸(前年26,873戸)【23区】
8,400戸(前年11,909戸)過去30年間、23区の供給戸数1万戸割れはなく、歴史的な低水準。
来年は増加見通しだが、かなり怪しい。
(2024年供給予想値は2023年以上だった…)… pic.twitter.com/Tnt8mP9kq3— 日本橋マンション@無敵の人 (@ZqZG3oalUqyFZR7) December 24, 2024
マンション価格の上昇により、価格が年収の10倍を超え実需層が取り残されるとの指摘もあります。特に富裕層や海外から人気が高い都心の高額物件には、値上がりを期待した投資マネーが流入し、価格上昇の要因となっています。
新築マンションの転売が増加していると、日経のニュースに。 https://t.co/mViebdOXpu pic.twitter.com/hEMCuIHWJB
— Dr.マンション (@mansionDr_TG) January 14, 2025
マンション価格
年収の10倍超え
実需層置き去りに
富裕層や海外勢から人気がある都心の高額物件に、更なる値上がりを期待した投資マネー流入が続いている影響
東京ではマンションを買う目的が「住むための器」ではなく、「投資対象」に変わってきた
今朝の日経 pic.twitter.com/EkVFdbr2tP— すまいよみ@マンション23区東エリア (@sumaiyomi) December 11, 2024
さらに、パワーカップルの住宅ローンで購入可能な物件や、富裕層が現金で購入する高額物件は底堅い動きを見せている一方で、中価格帯の物件は投資家によるローン利用が主流でリスクが高まっている可能性があります。
パワーカップルの住宅ローンで買い支えられる範囲の金額の物件は底堅いかな。
富裕層が現金で買うタイプの高額物件も逆に底堅い。
その中間の、投資家が不動産投資ローン組んで買うタイプの中途半端な物件はリスクあるかもね。 pic.twitter.com/jCnYy7h6kN
— マンション好きの外資コンサル (@escapejapan2023) November 30, 2024
湾岸マンションにポジティブなのは世帯年収2~3000万層が増加傾向にあり、今後も増加すると身を持って実感しているから
そして、この層が購入可能で
都心至近×ワクワクする物件を提供可能なエリアは湾岸だけそんな湾岸で、世帯年収2~3000万円向けのとある新築マンションがありまして… pic.twitter.com/COlgmzK81V
— マンションギーク (@toyomitarou) November 27, 2024
また、建設費が下がる見込みがないため、新築マンション価格が再び過去最高水準に達する可能性があるといわれています。
そして、立地条件による選別が進み、価格の二極化が鮮明化しています。
埼玉、千葉、神奈川の中古マンション売れず 高騰止まらぬ東京都心と対照的https://t.co/YXxA3iErcZ
在庫物件も過去最多に。都心の価格上昇に引っ張られて高額になりすぎ、住宅ローン金利上昇への警戒も重なり需要が鈍っています。 pic.twitter.com/HqaSNLXStt
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) October 8, 2024
首都圏の平均価格は8千万円を下回り前年を下回りましたが、それでもコロナ禍以降の高水準が続いています。東京23区に限ると、1億円を超える価格帯が継続しています。
2024年の首都圏新築マンション価格が公表されました。
首都圏平均は8千万円を切り、前年より下がりました。
しかし、それでもコロナ禍以降で最も高い水準が続き、都区部に絞れば1億円越えが続いております。
それでも都区部の契約率は他地域よりも高いというところも特徴的です。… pic.twitter.com/jpWbAOuMwc— 宮嶋 貴之/エコノミスト (@TMiyajima1115) January 23, 2025
それでも私たちは新築マンションを求め続けるのでしょうか。
2050年、空き家があるのに孫たちは「家なき子」https://t.co/Hs7jRC1Fp6
新築住宅の供給力が半減し、住めない空き家が全国で増加。人口減の日本を厳しい住宅事情が待ち受けます。 pic.twitter.com/3tcJyEc4lo
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) January 16, 2024
なぜに増加原因に人口減少と世帯数減少ばかり書かれて、それでも新築供給を続けているから、という需給両面の話が解説されないのか不思議。│空き家率が過去最高、「景観崩壊予備軍」が4割に https://t.co/NSLTIRSuad
— 木下斉 / 都市経営プロフェッショナルスクール (@shoutengai) May 25, 2019
あるホームページで「自分にぴったりな新築マンション 月々の支払額から探せます」という広告を見た。確かに月々の返済額も大事だが、現在の低金利に35年もある長いローンの年数などを考えると、高額物件も安く見せられる。月々の返済額から住宅購入の夢を見るのは危険だなあ。
— Hajime Yamazaki /山崎元 (@yamagen_jp) May 6, 2013