悠仁さま記者会見に「絶賛の嵐」で風向きが変わるか?

秋篠宮皇嗣殿下の長男である悠仁さまの成年記者会見が昨日、開かれた。

皇族の成年は、民法に準拠しており、これまでは、20歳だったので、2022年12月に愛子さまは、成年を迎えられて諸行事が行われた。

悠仁親王 宮内庁HPより

また、成年の通過儀礼として記者会見が誕生日の前月に行われるのであるが、愛子さまは学業が忙しいので準備ができていないとして、翌年の3月まで延期された。愛子さまは三学年まで大学に通学ほぼゼロだったので、訝しい理由だったが4ヶ月かけて準備された。その結果は、非常に好評で、時間を急かさなければいい結果を出せることを示された。

悠仁さまは、その後、改正民法が施行されたので、18歳の昨年9月6日に成年を迎えられたが、関連行事をいつ行うか微妙だった。皇室典範では、従来も皇太子だけは、18歳成年だったので、天皇陛下は昭和天皇ご存命だったので20歳成年だが、上皇陛下におかれては学習院高校在学中に成年となられ、諸行事は翌年の11月になって行われた。これが前例になるので、悠仁さまの19歳の誕生日である9月6日に成年の儀が行われることになっている。大阪関西万国博覧会でVIPの来日が多いのも考慮された。

しかし、記者会見は、成年の儀と切り離されて、高校卒業と大学進学の機会に行うことになった。18歳6ヶ月であるから、眞子さまや佳子さまの19歳11ヶ月、愛子さまの20歳4ヶ月に比べ、史上最年少の記者会見である。

質問は成年皇族としての抱負、ご自身の長所短所などの性格、結婚や留学など将来の、大学生活、ご家族についての関連質問も受けられた。

このうち動画で公開されたのは、第3問までだったが、まだ、大学の一般入学試験が続いていること、眞子さま問題もあって、そこに注目が集まりすぎるのは困るという配慮だったようだ。

全文は、NHKと宮内庁のリンクを張っておくのでご覧いただきたい。

秋篠宮ご夫妻の長男 悠仁さま 成年にあたり初の記者会見 | NHK
【NHK】皇位継承順位第2位の秋篠宮ご夫妻の長男の悠仁さまは、3日午後、成年にあたって初めての記者会見に臨み、「周りの方々から御助…
悠仁親王殿下ご成年をお迎えになっての記者会見 - 宮内庁
悠仁親王殿下のご成年をお迎えになっての記者会見(全文)を掲載しています。

メモなどなにもなかったのは、父親であるある秋篠宮皇嗣殿下の方針らしい。色白で長身で切れ長の目が美しく人気が出そうだ。私はNHK大河ドラマ『光る君へ』の一条天皇を連想した。となると、紀子さまは藤原詮子かもしれない。あるいは、明治天皇の母の中山慶子。紀子さまの教育ママぶりが良い方向に出たと言える。

象徴天皇制については、「上皇陛下がお考えになってこられ、天皇陛下が先日の記者会見でおっしゃっていましたように、常に国民を思い、国民に寄り添う姿なのではないかと思います」「陛下のお考えのもと、人々の暮らしや社会の状況に目を向け続けていくことが重要であると思います。そして、出会いを大切にして人々の幸せを願い、気持ちに寄り添い続けることが重要であると思います」と仰ったが、一切メモをご覧になっていなかったのは驚きだ。

SNSもほとんど絶賛で、あの秋篠宮家をいじめ続けている週刊『女性自身』も「悠仁さま緊張したご様子も“カンペなし”で完遂!初の記者会見に「並大抵の練習じゃない」と絶賛続出宗旨替えか」とか書いて、これからは、悠仁さまのほうが売れるとみたのだろうか。

また聡明さも際立ち、悠仁さまが去年の9月に記者会見していたら東京大学に進んでも誰も文句言わなかったと思う。あらためて馬鹿げた騒動だった。東京大学へ行くのがよかったかどうかは別だが。

「坂の上の雲」の日本海海戦の再放送録画みてたが、それと同じくらいの大勝利の感あり。ご誕生とこの会見で悠仁殿下はすでに二度この国を救われたともいえる。