東京都心部では大型オフィスビルの空室が増加し、供給過剰の兆しが見え始めているそうです。日本経済新聞の調査によると、2024年には空室率20%超の長期空室ビルの面積が3年前の12倍に増えました。
やっぱりそうですか→「相次ぐ再開発によってオフィス市況は供給過剰に傾いている」 ーー 東京都心で1年超の空室ビル急増、3年で12倍 湾岸部の苦戦鮮明 – 日本経済新聞 https://t.co/erVKL6jP2Z pic.twitter.com/Nh38yPXxqu
— 清水功哉(日本経済新聞) (@IsayaShimizu) May 18, 2025
東京23区の大型ビルの賃貸面積は2025年末には2014年比で約2割増える見込みです。交通アクセスや周辺施設の充実度が入居状況に大きく影響しており、利便性に欠ける地域では空室が長期化しています。

kurosuke/iStock
特に湾岸エリアの「晴海・勝どき・月島」や「豊洲・有明・辰巳」で空室が目立ってきているようです。
タワマンが人気の湾岸エリアだが、オフィスは大苦戦しているようだ。1年以上の長期ビル空室が続くエリアとして晴海や勝どき、月島が東京23区の35%を占めるとのこと。やはり交通アクセスの悪さが嫌厭されているのか。タワマンに建て替えしたほうがいいのかもしれないな。https://t.co/f5WAiKhEKp pic.twitter.com/aFUPwcxdJF
— tokyo_passage (@tokyo_passage) May 18, 2025
一方、「大手町・丸の内・有楽町」では長期空室が確認されていません。
「大手町・丸の内・有楽町」のは空室率ゼロ
東京都心で1年超の空室ビル急増、3年で12倍 湾岸部の苦戦鮮明 – 日本経済新聞 https://t.co/jff7yb5YlE
— 長嶋 修 インテリジェンスディコーダー(情報を解き明かす者)/不動産コンサルタント (@nagashimaosamu) May 18, 2025
不動産市場では0%の空室率は現実的ではなく、テナントの入れ替えなどで一時的な空室が発生します
この「自然空室率」は3~5%とされているため、都心は事実上満室状態のようですね
そりゃ賃料も上がるわけだ東京主要7区のオフィス空室率、4%を下回る!約4年4か月ぶりに3%台https://t.co/ygruyTvAnK pic.twitter.com/SslYGZcTIp
— 鑑定投資家のまーさん (@ma_kanteishi) April 12, 2025
出社回帰により全体の空室率は下がっているものの、再開発による供給増が大型ビルの空室を招いています。
東京都心で1年超の空室ビル急増、3年で12倍
東京都心の大型ビル市場に飽和感が広がり、再開発の加速により、供給過剰が顕在化している。長期空室の懸念が強まり、都心の再開発は岐路を迎えている。こうした動きは、投資や雇用を通じて景気の行方に影響を及ぼす可能性がある。 https://t.co/Vg7J013OKw— 朝倉智也(Tomoya Asakura) (@tomoyaasakura) May 18, 2025
東京の都心でここ3年オフィスビルの空室が急増している様ですね。それなのに、至る所にまだどんどん高層ビルが建設中です。…
— 松本徹三 (@matsumotot68) May 19, 2025
中小規模ビルでは空室の増加は限定的で、賃貸面積も減少傾向にあります。一方、大型ビルの供給は今後も続く見通しで、2025年には前年比1.9倍の供給が予定されています。
高輪ゲートウェイにもずいぶん大きいの建てているけど、
もしそこが埋まったら、他が空くんだろうなあ。— akbol (@akbol) May 18, 2025
就業者数が横ばいの中、今後のオフィス需要の伸び悩みも懸念されており、都心再開発のあり方が問われる局面に差し掛かっています。また、建設費の高騰などにより全国の再開発は軒並みストップしています。
建築費の高騰を受けて再開発等がストップする動き、分かりやすい先行指標だと思っており、要は不動産会社ですら「このコストを回収できるほど、将来まで日本の不動産マーケットは堅調に推移しない」と思っているってことだと推測される
マーケット見通しに自信があれば、開発に踏み切るはずだからね— 純ドメマン (@Manofpatience21) May 22, 2025
オフィス潰して、全部タワマンにすれば良いのでは…
>東京都心で1年超の空室ビル急増、
湾岸部の苦戦鮮明 – 日本経済新聞地域別に優勝劣敗が鮮明。25年1月時点で「晴海・勝どき・月島」が全体の35%、「豊洲・有明・辰巳」が26%で続いた。「大手町・丸の内・有楽町」はゼロ https://t.co/KAvAnLEqUl
— TMショーン/都心マンション・再開発 (@Tokyomc6) May 18, 2025






