東京大学は2027年度の入試から、新学部の創設にあわせて受験方式を大幅に変更し、既存の一般選抜の募集人員を合計で100人減らす方針を発表しました。新設されるのは「カレッジ・オブ・デザイン」という文理融合型の5年一貫課程で、授業はすべて英語で実施され、定員100人のうち半数を留学生とする国際色を押し出したプログラムです。
慶応SFCのような学部が東大にも出来るということである。
東京大学の新学部「カレッジ・オブ・デザイン」、英語面接や共通テストで選抜 – 日本経済新聞 https://t.co/6PDWwSqTj3
— Manuel da Nóbrega (@myshi_sp) July 11, 2025
この新学部への入試には、日本国内の教育を受けた受験生向けの「ルートA」と、海外教育経験者向けの「ルートB」の2種類が設けられます。共通テストやエッセー、英語面接、国際試験などを組み合わせて総合的に評価するという仕組みで、従来の「筆記中心」の試験とは大きく異なります。また、同年度の他の東大学部との併願もできないそうです。

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こうした変更に対し、大学の国際化を歓迎する声がある一方で、懸念や批判も相次いでいます。
とくに指摘されているのが、共通テストや個別試験で実力を示して東大に挑戦してきた地方の優秀な受験生が不利になる可能性です。面接やエッセー、英語力など「資源のある家庭」が有利な項目が重視されることで、教育格差の拡大や“東大の世襲化”を加速するのではないかという危惧が広がっています。
地方育ちの天才を集める大学ではなくなっていくんだな。
— 日々是禁煙 (@libf_b) July 11, 2025
新課程の入試概要では学生に求める資質として「知力と学習能力」「コミュニケーション能力」「社会正義感」などを挙げた。
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— もんてくりすと (@highbal) July 11, 2025
また、既存学部の定員を削減してまで新課程に振り分けることについても、「国内の学生に対する門戸が狭くなる」「日本社会のための人材育成という東大の役割が薄まる」といった疑問が出ています。
内申とか高校の活動実績とかのウンコ要素を廃して筆記テスト1発だからこそ田舎の貧乏だけど優秀な人間が東大入って成り上がるルートがあったわけで、こういうの格差の固定に繋がるし良くないと思うのよね
東京大学の新学部、英語面接や共通テストで選抜 – 日本経済新聞 https://t.co/sjQmMU40lq
— とあるコンサルタント (@consultnt_a) July 11, 2025
国際卓越研究大学の補助金が欲しいから外国人や女子の比率を多少強引にでもでも上げたいのだろう。実質的に外国人枠、女子枠になると思う。国立大の受験制度は極力公平であって欲しいのに、こんなクソみたいな流れにした自民党には心底失望しました。
— おじさん (@6bkKNtHjqwKI4XI) July 11, 2025
さらに、新課程で重視される「デザイン」の概念も、「創造性や社会貢献を育てる」といった理想は理解できるものの、評価基準があいまいで主観的になりやすい点から、公平性や客観性への不安が残ります。
東大新学部「カレッジ・オブ・デザイン」、英語面接や共通テストで選抜(日本経済新聞) https://t.co/7ma2dNvpNG そもそもどんな学部なのかというと「既存学問の枠組みを超えた知を蓄え、解決が難しい社会問題に取り組む人材の育成を目指す」のだそうだ。うーむ?
— celsius220 (@celsius220) July 11, 2025
出願開始は2026年秋、合格発表は2027年2〜3月を予定していますが、今後の制度設計次第では、大学教育のあり方そのものに対する議論が一層高まりそうです。
渋渋や渋幕や広尾学園や洗足といった帰国子女キッズが多い学校の東大合格者が増え、鉄緑会にも頼れずコツコツ勉強を頑張ってきた地方の公立高校の学生が割りを食いますね。NYやロンドンに駐在するエリートなパパを持たなかった時点で努力不足だという、東京大学からの熱いメッセージ。 https://t.co/4fT4XlvBWa
— 窓際三等兵 (@nekogal21) July 11, 2025






