ソーシャルグッド専門クラウドファンディングサービス「GoodMorning」をオープンします。
GoodMorning by CAMPFIRE
CAMPFIREが「ソーシャルグッド専門CF」をリリース
“社会にいいこと” 特化型! クラウドファンディング『GoodMorning by CAMPFIRE』をリリース
クラウドファンディングを5年やってきて、僕らなりに課題も見えてきていて。(クラウドファンディングの特性とも言えるけど)一過性のもので終わってしまうということ、そしてプロジェクトをやる方の負担が、手数料にしろ何にしろ、やはりとても大きいということです。「もう二度とやりたくない」という方も多い。
日本ではクラウドファンディングが東日本大震災で認知された所もあり、文脈的に海外に比べて「社会貢献」のイメージが強い業界になっていますが、果たして本当に「社会にいいこと」が出来ているのだろうか、とよく思います。激しい営業電話、高い手数料、こう言ったやり方が業界内で横行している。
もちろん僕らはある程度プラットフォーマーに徹さねばならない部分も多いです。なるべく一つでも多くのプロジェクトをサクセスに導きたい、サポートしたい、と思っていますが、やはり全てというのはなかなかに難しい。だけどそこで「そういうもんだから」と諦めてしまって本当に良いのか。
プロジェクトをやる方に1円でも多く渡したいという気持ちから手数料を5%にしました。一過性で終わらず、継続的な支援を募っていける「ファンクラブ」機能をリリースしました。
でも、まだまだ。
うつ病の方専門のSNS「U2プラス」を立ち上げ、その後リタリコに譲渡した起業家、 東藤 泰宏 (Yasuhiro Toudou) と一緒に、ソーシャルグッド専門のクラウドファンディング「GoodMorning」を立ち上げます。
まだ今回はリリースのみですが、来月以降ソーシャルグッドに特化した取り組みを行っていきます。コミュニティ作り、基金作り、NPOさんや団体さんに無駄な労力を強いない仕組み作り…。まだまだやるべきことはたくさんあります。
ご興味がある方、一緒に何かできないかという方、是非気軽にご連絡ください!
以下、GoodMorningを立ち上げるにあたって書いたポエムです。
GoodMorningを立ち上げるにあたって
「これまでのクラウドファンディングは、社会課題の解決に、本当の意味で貢献できていたのだろうか」
私たちは自身に問いかけています。
プロジェクトが成功して「おめでとう」
それで終わってしまって本当に良いのか。
挑戦者の大きな負担、高すぎる手数料。
このままで本当に良いのだろうか。
クラウドファンディングとは資金集めの民主化だと私たちは考えます。
そのためには、誰もが社会のために声を上げられる仕組みとなりたい。
「挑戦者の小さな火を灯しつづける」
この信念のもと、ソーシャルセクターでも私たち自身が挑戦します。
クラウドファンディングはこれまでの友人・知人や、見知らぬ新しい支援者、そして社会課題との「出会い」を再確認するきっかけです。
新しい明日への出会い、という意味を込めて、このサービスを「GoodMorning」と名付けました。
社会課題解決に取り組む人々を、本当の意味でサポートするプラットフォームでありたい。
プロジェクトに関わった人がみな「やってみてよかった」と思える。
そんなクラウドファンディングの夜明けを目指して。
「おはよう。」
代表:家入一真
担当:東藤泰宏
GoodMorning by CAMPFIRE
https://camp-fire.jp/goodmorning
編集部より;このエントリーは、連続起業家、家入一真氏の公式ブログ2016年8月22日の記事を転載しました。オリジナル記事をお読みになりたい方は、Ieiri blog をご覧ください。