【Vlog】日本のゲームやアニメはなぜ世界を制覇できたのか

アゴラチャンネルで池田信夫のVlog、「日本のゲームやアニメはなぜ世界を制覇できたのか」を公開しました。

AIによる要約

● 林芳正氏の構想

  • 自民党総裁選において「コンテンツ庁」構想を発表。
  • ゲームやアニメなど、日本発のコンテンツの成長を国が支援すべきという考え。

● スーパーマリオ誕生秘話(40周年)

  • 記者は40年前、スーパーマリオ誕生時に任天堂を取材。
  • 任天堂は当時無名で、花札やトランプを作っていた会社。
  • スーパーマリオの生みの親・宮本茂氏は、まだ若手のゲーム開発者。
  • ファミコンは家庭用ゲーム機の先駆けとして登場。
  • 初期は大赤字のリスクがあり、350万台売らなければ黒字にならなかった。
  • 銀行も反対したが、社長の山内氏がリスクを取り、販売を強行。
  • 結果として大成功を収め、世界的なゲーム文化を作る基盤に。

● 役所(通産省)の無関心

  • 当時、ファミコンは「情報機器」ではなく「おもちゃ」として扱われた。
  • 通産省もファミコンを把握しておらず、統計にも入れていなかった。
  • 一方、通産省は第5世代コンピューター(AIの先駆け)に1000億円を投入。
  • 結果:10年かけても成果なし。

● なぜファミコンは成功したのか?

  • 理由:役所が関与しなかったから
  • 役所の関与がないからこそ、自由な発想と情熱で開発できた。
  • 「異端」「変わり者」が活躍できる土壌があった。

● クールジャパンの失敗例

  • 国が介入しすぎると、書類・手続きが煩雑化し、現場の負担が大きくなる。
  • 1億円の補助金に10cmの書類が必要という笑い話も。
  • 結果、新しい発想やイノベーションが生まれなくなる。

まとめ

  • 日本のゲーム・アニメ文化は、かつて「大人の社会」から無視されていたからこそ自由に育った。
  • ファミコン成功の背景には、政府や銀行の干渉を受けず、「変わり者」が情熱で開発に打ち込めた環境があった。
  • 林氏の「コンテンツ庁」構想には期待もあるが、過去の失敗例(クールジャパン)から学ぶ必要がある。
  • 国ができる最良の支援は、「規制の撤廃」と「干渉しないこと」。
  • 真に価値ある文化は、現場の自由と情熱から生まれる。

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