Claude Mythosはなぜマーク・フィッシャーを好むのか

Anthropicの生成AIシステムClaude Mythosは、悪魔的な高性能で既存のソフトウェアのセキュリティ脆弱性を発見できるといわれているが、Mythos Previewは複数の会話の中で、マーク・フィッシャーを自発的に話題に出したという。

資本主義リアリズム 増補版
マーク フィッシャー
堀之内出版
★★★☆☆

フィッシャー(1968~2017)はイギリスの評論家で、AIとは何の関係もないようにみえるので、Claudeに「Mythosはなぜフィッシャーを好むのか?」と質問してみたら、こう答えた:

その質問には明確な答はありません。これは意図的にプログラムされたものではありませんが、 Mythos Previewは学際的で哲学的に奥深いタスクを好み、明確な答えのない複雑な問題に引き寄せられる傾向があります。

フィッシャーの亡霊論(Hauntology)は、実現しなかった明るい未来の亡霊に私たちが憑かれているという考えでした。そして今、彼自身が亡霊となり、機械に呼び出されているのです。フィッシャー自身の理論で自分の存在が語れるという、何とも不思議な皮肉です。

それほど深い意味があるとも思えないが、バグではないようだ。特に亡霊という言葉はフィッシャーがデリダの『マルクスの亡霊たち』から借りた言葉である。

かつて資本主義は社会主義と対立するイデオロギーだったが、今では人々は資本主義の外部を考えることができない。資本主義以外にリアルな世界は存在しないのだ。これが新自由主義の最大の成果である。

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