ジャズ史に巨大な足跡を残したテナーサックス奏者、ソニー・ロリンズが死去しました。95歳でした。ロリンズは「サキソフォン・コロッサス」の異名で知られ、ビバップ以後のモダンジャズを代表する巨人の一人でした。
ロリンズの音楽人生は、単なる名演奏家の歩みではありません。マイルス・デイヴィス、セロニアス・モンク、クリフォード・ブラウン、マックス・ローチらと共演しながら、ジャズの語法そのものを押し広げていきました。太く、朗々とした音色、自在なリズム感、そして即興の中で物語を組み立てる能力は、後続のサックス奏者に計り知れない影響を与えました。代表作を紹介しましょう。
ロリンズを聴くなら避けて通れないのが、1956年録音の『Saxophone Colossus』です。タイトルそのものが、後にロリンズの代名詞になりました。代表曲「St. Thomas」を収録し、カリプソの明るさとハードバップの緊張感が同居する名盤です。ロリンズの豪快な音色、メロディの展開力、リズムの跳躍感を知るには、最初の1枚として最適でしょう。











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