沖縄県名護市辺野古沖で発生した小型船2隻の転覆事故から約3カ月が経過した6月6日、Web小説投稿サイト「カクヨム」に、同志社国際高校の生徒とみられる人物による手記『辺野古沖転覆事故〜当事者の日記〜(著者:誰か。)』が投稿され、SNSで大きな反響を呼んでいる。事故後の生徒たちの苦悩や学校への不信感がにじむ内容を受け、改めて注目されているのが、西田校長が始業式で述べたとされる「事故自体は仕方のない事故だったと思っています」という発言である。
同志社国際の修学旅行に参加した生徒(現3年生)内情を色々暴露してるんだけど…
始業式で西田校長が↓を生徒の前で言い放ってたらしい
「(辺野古の)事故自体は仕方のない事故だったと思っています」
この校長、事故直後の会見で笑ってたからね…怖すぎるよ pic.twitter.com/9E0j4Q9WMJ
— なん速ニュース (@SOWIETK) June 7, 2026
- 西田校長の「仕方のない事故」発言には、「学校管理下で生徒が亡くなった事故を軽く見ている」「責任逃れではないか」と批判が広がっている。
- 校長は、事故の「直接的な原因」は自分にあるわけではないという趣旨の発言もしたとされる。しかし、文科省の調査では、学校側の安全管理に大きな問題があったと指摘されている。
- 文科省は、学校が事前下見をしていなかったこと、引率教員が乗船していなかったこと、生徒や保護者への説明が不十分だったことなどを問題視した。これは単なる不運ではなく、防げた可能性のある事故だった。
- 今回の乗船は、辺野古移設反対の海上活動に関わるボートへの乗船であり、文科省は「危険性の高い行為」と位置づけている。学校は事前にリスクを十分確認すべきだった。
- 学校側は、現地関係者への信頼が「安全であるという過信」につながったと説明している。だが、生徒を預かる教育機関が、個人的信頼だけで安全確認を済ませることは許されない。
- 遺族は、学校が安全、認可、保険などの確認を十分に行わず、現地での引率も不十分だったことに強い不信感を示している。
- カクヨムの手記は真偽の慎重な確認が必要だが、「生徒側の苦しみが伝わる」「学校の説明だけでは納得できない」と受け止められている。
- 事故をめぐっては、平和学習の内容にも疑問が出ている。理念としての平和教育以前に、生徒を危険な場に参加させた学校の判断が問われている。
- 「仕方のない事故」という言葉は、亡くなった生徒や遺族に対してあまりに軽い。校長が語るべきだったのは弁明ではなく、なぜ事故を防げなかったのかという説明だった。
- 学校のブランドや平和教育の正当化よりも、生徒の命を守れなかった事実に向き合うべきだという批判が目立つ。
辺野古沖転覆事故は、平和教育の是非以前に、学校が生徒の命を守る責任を果たせなかった重大事故である。事故から約3カ月後に投稿されたカクヨムの手記が反響を呼んだことで、西田校長の「仕方のない事故」発言は改めて問われている。同志社国際高校に必要なのは、責任をあいまいにするような説明ではなく、事故の経緯、責任の所在、再発防止策を具体的に示すことである。

3月17日 会見する同志社国際高校の西田喜久夫校長 (4)







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