辺野古事故、玉城デニー知事「学校側の判断」で西田校長を切り捨てか

沖縄県名護市辺野古沖で平和学習中の同志社国際高校女子生徒ら2人が死亡した船転覆事故をめぐり、玉城デニー知事が29日、県庁で記者団に対し「子供たちは海上見学の一環で船に乗った。抗議に参加したということではない」と述べ、抗議船に高校生を乗せたことについては「それは学校側の判断だ」と強調し是非を避けた。この発言に対し、玉城デニー知事の責任逃れを指摘する声が相次いでいる。

  • 知事は生徒らの乗船を「海上見学の一環」と位置づけ、抗議活動との関連を薄めようとしているが、船はヘリ基地反対協議会が運航する抗議船であり、過去の抗議活動で「デニー知事と共に頑張る」との垂れ幕が掲げられていた事実がある。
  • 事故の実態を「平和学習」と切り離す姿勢が、危険な海上抗議の実態を軽視していると批判されている。
  • 「学校側の判断」とする発言は、知事自身が基地反対運動を支持し、同協議会と「考え方が共通する」と認めているにもかかわらず、行政としての安全監督責任を学校に押し付けるものだ。
  • 玉城デニー知事と同志社国際高校の西田喜久夫校長は、事故発生から3日後の3月19日に面談した。この面談は、事故直後で学校側が保護者説明会(初回は3月24日)を行う前のタイミングだったため、「口裏合わせではないか」「学校と知事の連携」「支持母体であるヘリ基地反対協議会(抗議船運航団体)との関係を考慮したものか」といった批判や疑問の声が上がっていた。

  • 波浪注意報下での無登録船利用や未成年者の危険な乗船を放置した県政の関与を問う声が強い。
  • 文部科学省が同校の学習プログラムを政治的中立違反と判断した際、知事が「踏み込みすぎ」と批判してきた経緯もあり、偏った「平和教育」を擁護する態度が事故の再発防止を阻害しているとの指摘が相次いでいる。
  • 事故と教育を区別すべきだとする知事の従来の発言も、根本的な安全対策の欠如を覆い隠すものだと非難されている。
  • 「学校が勝手にやって勝手に死んだのか」「遺族の公開質問にも真摯に向き合わず逃げている」といった声が多数上がり、知事の支持母体である反基地団体との関係を明確に説明し、責任を取るべきだとの意見が広がっている。
  • 黄川田沖縄北方担当相が抗議船での平和学習に「大きな違和感」を示したのに対し、知事が大臣コメントを確認していないと答えたことも、問題を軽視する姿勢の表れだと批判されている。
  • 石垣市長ら他の首長が同種の活動を「不適切」とする中、知事が是非を避ける態度は県政トップとしてのリーダーシップ欠如を示すとされる。

このような知事の発言は、事故の教訓を生かし、安全で中立的な教育環境と抗議活動のあり方を再検討する責任を果たしていないとして、県民や全国から厳しい目が向けられている。知事の今後の対応が、県政の信頼回復につながるかどうかが問われている。

また、同志社国際高校の生徒が、辺野古沖転覆事故後も学校の教育は変わっていないと告発している。授業や文化祭、平和研修で、移民、基地問題、LGBTQ、政党評価などが一方的に扱われ、多角的な視点が示されないと指摘。さらに、学校の主張に沿った意見を書かざるを得ない空気があると訴えている。

玉城デニー知事と同志社国際・西田喜久夫校長

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