長年お付き合いのあるウイスキーの専門家の方から紹介されて日本のイチローズモルトの限定品を購入しました(写真)。

一本10万円以上するヴィンテージウイスキーで、飲むためではなく資産分散の一環としての実物資産の購入です。
以前同じ方からラフロイグのシングルカスクを紹介してもらい、味と香りがとても気に入って日本にあった在庫約160本を全て買い取ったことがあります。
こちらは資産形成が目的ではなく自分で飲むために購入したもので自宅のエアコンをかけた部屋で保管しています。当時よりも円安になったこともあり、価格は4割近く上昇しています。
値上がりしたからと言って売却するつもりはなく、自宅で少しずつ飲んで楽しんでいます。
このようにウイスキーやワインにはこのようにインフレで法定通貨の価値が下落する中で資産価値を守る目的や、自分の好みの銘柄が熟成していくのを飲みながら楽しむといった所有目的があります。
そしてもう一つのメリットがコミュニケーションツールとしての活用です。
希少性のあるウイスキーやワインはお金を出しても手に入るとは限りません。そんなお金では買えないものには人を惹きつける魔力があります。
高級なヴィンテージワインを開けると聞けば、他の予定をキャンセルしてまでわざわざ駆けつける人がいたりします。あるいは私が保有している限定数のウイスキーも愛好家の方から譲って欲しいと依頼を受けることがあります。
ワインやウイスキーはそれが好きの人にとってはプライスレスな価値を持ちます。持っているボトルをパーティーに持参したり、プレゼントしたりすればコミュニケーションのきっかけにすることができます。
ただし好みが分かれる嗜好品ですから、万人にウケるとは限りません。ウイスキー好きでも特定のブランドを好む人もいれば、年数を経た古酒を好む人もいます。ワインもシャンパーニュ好きやブルゴーニュ好きというように好みは千差万別です。
相手の好みを細かく調べてそこに合うものを提供しなければいくら高価格で手に入らないものであっても「猫に小判」になってしまいます。
これまで購入して自宅やセラーに保管しているワインやウイスキーは1000本近くになり、残りの人生で全てを自分で消費することはもはや不可能です。
自分で楽しむだけではなくコミュニケーションツールとしての活用をもっと積極的に考えていこうと思います。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2026年8月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。







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