
世界的にもリベラルの退潮がいわれて久しく、アメリカのトランプ政権だけでなく、ドイツやフランスでも右派政党が台頭しています。日本でも右派の高市政権が、総選挙では圧勝しました。
左翼はなぜ社会を変えることができなかったのか
戦後、日本の論壇や大学、新聞などで圧倒的な影響力を持っていたのはリベラルな知識人でした。全面講和、安保反対、護憲、反原発、環境保護――彼らは長年にわたって政治と社会に大きな影響を与えてきましたが、選挙では負け続け、短い時期を除いて政権を取ることはできなかった。
その原因は有権者が右傾化したからではなく、むしろ左翼が現実の変化についていけなくなったからでしょう。冷戦は終わり、中国は軍事大国となり、少子高齢化で社会保障は行き詰まり、エネルギーや財政をめぐる制約も大きくなっているのに、左翼はそれに対応できず、平和憲法などの戦後的な価値を守り続けるだけでした。
今も保守とリベラルという対立軸は有効なのでしょうか。そもそも日本にリベラルと呼べる政治勢力はあるのでしょうか。中道改革の消滅した後、新しいリベラルの生まれる可能性はあるのでしょうか。
今回のアゴラセミナーでは、戦後80年の日本と世界の政治を振り返りながら、リベラルが再生できるのかを考えます。授業はすべてオンライン(Zoom)で行うので、全国の(あるいは海外の)みなさんも視聴できます。録画をあとからYouTubeで見ることもできます。
講義テーマ(例)
- 戦後リベラルとは何だったのか:進歩的文化人はどのように生まれたのか
- なぜ知識人は左翼になるのか:大学・マスコミで左翼が主流になった歴史的背景
- 平和憲法はなぜ長く生き残ったのか:冷戦が終わっても変わらなかった政治言語
- 日本になぜ社民は育たなかったのか:官公労と日教組が極左だった
- 民主党政権はなぜ3年で終わったのか:官僚機構を敵視した失敗
- リベラルの結集を妨害する「護憲派」:民主党が再建できなかった原因
- 格差・福祉と温情主義:リベラルは現役世代の負担を解決できなかった
- リベラルの次に何が来るのか:保守対リベラルを超えて必要な改革とは
テキスト:池田信夫『戦後リベラルの終焉』
同『丸山眞男と戦後日本の国体』
など随時指定します。
講師:池田信夫(アゴラ研究所 所長)
開催日:2026年10月2日から毎週金曜日(全12回)
10月2日・9日・16日・23日・30日
11月6日・13日・20日・27日
12月4日・11日・18日
時間:19:00~20:45
定員:無制限(オンラインツールはZoomを使用します)。
受講者全員をアゴラサロンに無料でご招待します(受講期間中は無料)。
受講料
- 3ヶ月12回分:3万6000円(消費税込み)
- アゴラサロンの有料メンバー:2万7000円(同)
お申し込み方法:専用フォームに必要事項をご記入いただき、フォーム記載の弊社口座へのご入金をもって手続き完了です。







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