小池知事へのあてつけ ⁉︎ 一部報道を受けて

川松 真一朗

こんにちは。東京都議会議員(墨田区選出・都議会自民党最年少)の川松真一朗です。

ラグビーワールドカップ2019日本大会がいよいよ3年後に迫りました。

おととい、ワールドカップ組織委員会の嶋津事務総長はじめ大畑大介アンバサダー、現役の日本代表から大野選手、小瀧選手が東京都庁舎を表敬訪問されました。

スクリーンショット 2016-10-05 18.29.41

小池知事とラグビー議連役員への訪問が行われ、大畑さんの存在感もあり終始なごやかに終わったはずでした。

が、一夜明けて・・・どうもやってしまったようです。

一部スポーツ紙の記事に私の事が書かれているとメール、メッセージ、電話などで大変多くの意見が届きました。それぞれを見て「???」と思ったのですが、記事をよく読むと、司会進行を務めた私のワンフレーズがクローズアップされていました。

「知事より先に議連にお越しになった」という表現が、小池知事へのあてつけだという内容です。朝、都議会に来てから各部署の職員が記事の件で次から次へと来て下さいました。

大・大・大前提として、ラグビーワールドカップ2019について東京都の準備というのは常に「議連」が先行して動き、知事や役所の皆さんと協力してきた経緯があり、常に「議連が先に」というのは決まりフレーズにもなっています。昨年のイングランド大会で日本代表が南アフリカを破るまでは世の中ほとんどがワールドカップに懐疑的中でも議連活動を推進してきたのです。今では、都議会の中にラグビーワールドカップ特別対策委員会も公式に設置されています。

そもそもの開催都市として東京が立候補する場面でも、舛添知事や副知事、関係部署も熱は高まらない所を、私自身も超党派のワールドカップ成功議員連盟を作ろうと多くの皆様にお声をかけて議連発足へと道筋をつけて、議会棟に町村信孝先生はじめ多くの関係者が一同に介し華々しくスタートしたものであります。

以来、議連の会合では知事が誰であろうが、同様のフレーズを重ねてきた事もあり都庁職員の皆さんも議連の先生方も違和感はなかったはずです。もっと言えば、あの場の私の喋り方・声のトーンのどこに「あてつけ」があったのか?あるいは、お偉い先生へのゴマすりだったのか?

内田茂議連会長と川井議長が並んでいたのかも確認できていなかったです。直前まで明日の一般質問作りで、様々な部局へのインタビューやら資料読み込みで司会の私が会場へは最後に到着するような状況だっただけに明らかに自分自身が戸惑いますよ。

「先立って」というのは、議連の意識を高める為であり、また、あの場で固いまま会が進まないようにする為に空気を和ませる為にも意味があったと思います。第一に嶋津事務総長、大畑さん、大野さん、小瀧さんを知っている議連役員は私だけで、互いに緊張感溢れる中でのスタートでもありました。そもそも議連は超党派で自民党だけでなく、会派横断ですし議連役員には小池知事を強く応援されている方もいます。

小池・川松・相川

その場で、喧嘩を売る目的で発言する気などないし、ましてや私自身はリオデジャネイロで小池知事と同じく議連役員である相川都議とラグビーワールドカップ2019日本大会成功に向けて堅い握手をしてきた身であります。当初の訪問段取りでも、知事も議連も皆一緒にという意見も事務局として提案したりもしていましたが、人数や時間の関係で別々になったのも知っています。

それにしても、私も良い勉強でした。あの意見交換の場ではクオリティ高い仕事をしたつもりでしたが、一言が余計な推測を呼び騒ぎになってしまいました。しっかりとやるべきことはやって都政を前進させます。いずれにしてもご批判には真摯に耳を傾けて精進して参ります。


編集部より:このブログは東京都議会議員、川松真一朗氏(自民党、墨田区選出)の公式ブログ 2016年10月4日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、川松真一朗の「日に日に新たに!!」をご覧ください。