来年7月に完全移行するデジタル放送におけるDRMについて述べたいと思います。
既に移行済みの方も多いと思います。その時に意外にに色々な問題に遭遇することがあると思います。
代表的なものを列記してみます。
1.友人からTVを貰ったがB-CASカード機器に装着されておらず、TV視聴ができな
い。 (B-CAS)
2.BRレコーダーを買ったが、購入したDVD-Rがデータ用で使用できない。
(CPRM)
3.衛星放送を受信しているとNHKで画面に変な文字がでて、うざ
い。(B-CAS)
4.友人に録画した放送をDVD-Rにコピーしてあげたが、そのDVDをコピー
しようと思ってもできない(コピー10)
5.BRレコーダーで録画した放送が機器のトラブルで、表示はされるが再生で
きない。
6.パソコンにデジタルチューナーを装着して録画していたが、OSがクラッシュ
して再インストールしたら録画済の番組が見れなくなった。
等々デジタル放送に関するトラブルは結構多いと思われます。アナログ放送では
考えられない問題です。原因は著作権保護のためのDRMです。
具体的に述べるとDRMのかかった放送を復調させるためのB-CASカードおよびDVDに施されたCPRMが以上の問題を引き起こしています。もちろん著作権は尊重する必要があると思いますが、精緻・精巧なDRM技術が問題を大きくしています。
守られる著作権者に比べ一般消費者の数は圧倒的に多く、著しく公平性を欠きます。加えてDRMに係る費用の多くは一般消費者が、ほとんど知らないまま税金のごとく徴収されています。たとえばB-CASカードは1枚600円だそうですが、その存在さえ知られてはおりません。製造業界団体および放送業界団体より構成されるB-CAS管理会社にはNHKおよび総務省関係者の天下りがあるとのことですが、本当のことでしょうか?
加えてそうのようなDRMをかけているため、機器に大きな負荷をかけていま
す。それから日本のデジタル放送は南米各国で採用されるそうですが、機器メーカーは仕様の違う製品を製造する必要があります。つまり放送にDRMを施している国は日本だけだそうです。
著作権保護は別途考えて、DRMを廃止することは問題があるでしょうか。
(上村敏 56歳 大阪市在住)
コメント
DPRMってなんだっけ?と思いまして検索してみましたら、どうもCPRMのCを斜め隣のDと打ち間違っただけのようです。
したがってDPRMという用語は無いと私は確信しております。(別な意味で「DPRM:ディジタルパイル反発と貫入監視システム」というのは有りますが…)
B-CAS社の社長は池田信夫さんの元同僚とか、その辺の話は池田ブログの検索欄に「B-CAS」と入れれば大量にヒットすると思います。
なお仰せの問題を個人で乗り切るにはpt2やfriioで良いのではないでしょうか。
既にHDDレコーダーに録画してしまったものは、HDCAPPCIEとかDM626とか、GS+一般機器とかいろいろ有りますが、用語の説明はご容赦下さい。
同感です。
皆に読んでもらいたくて著作した書籍のBOOKSCANにDPRM
という、作家のノーテンキが信じられない、中国・インド・ブラジルの40億人Maeketを捨ててるだけだ。
DivXがどうなるかDPRMで苦戦しそうだが、Ebookは知人に1週間無料貸し出しが出来る。
SONYグループはDPRMでUSAに買収された。
CDが売れないのもSONY RECORDの敗退が大きい。
(特許にこだわり、事業化されないアイデアは80%に上る)
1)SonyEricsson
2009年までシェアを10%落とした。
2)デジタルWalkmanの失敗
シェアを15%落とした。
3)iTuneの成功
Appleのシェアは5%未満だが、
互換としたRIM Blackberryがコンパチブルでシェアを15%まで伸ばした。
4)iPadの将来
E-Pubは別にしてDXMLのEbookの日本語で見にくいことは異常。
Abdroid Epubなら、日本語Ebookも携帯Androidで簡単によみやすい。
5)国内放送局の後退とUstreamの台頭
8)Facebookの成長
9)Myspace KARAOKEの成功
大変失礼しました。DPRMはDRMの間違いでした。CPRMを含むデジタル著作権保護の総称です。それと投稿の趣旨はプロテクトをはずす、はずさないということではなく、一般消費者の権利を侵害し、社会的も多くの損失を受けていることを述べたいのです。一部の著作権者の権利のために。
DPRMはDRMの間違いでした。お詫びして訂正いたします。意味はCPRMを含むデジタル著作権保護の総称です。
なるほど。DRMと言い換えれば意味が通じるのでひょっとするととは思っていましたが、あまりにも普通語すぎるので特殊な用語、しかも私がまだ知らない新しい用語かも知れないと思ってしまいました。しかもゆうとさんが後押ししているし…w
本題の「一部の権利者のために社会的損失が発生している」という件は同意したいのですが、それだけでの論理では社会の仕組みはかわりません。
むしろ問題なのはコピープロテクトや許諾権による権利者の利益が損なわれており、このことに権利者が気がついておりません。
いや気がついているのだが、放送業界や出版業界に気兼ねして意思表示ができないのでしょう。
でも徐々にではありますが、このような仕組みは壊れつつあるので、私はそのレほど心配しておりません。
iTunes StoreのiTunes Plusに見られるように、DRMを施されていない合法的かつ権利者側にもインセンティブが働く仕組みができてきて、しかも当初は大人気だったようです。
あらためてJobsの天才ぶりには脱帽。