大阪府に煽られている近畿財務局は、さてどうするのだろうか

近畿財務局と対照的に対応が早い大阪府(16年夏の参院選、松井知事の遊説模様より)

大阪府の対応に較べて、近畿財務局の対応ぶりが余りにも消極的で、かつ不自然でさえある。

大阪府の情報公開は、さすがである。
私たち一般の国民が知りたいことを、自ら積極的に国民に開示し国民に本当のことを伝えようと努力しているように見える。松井知事のリーダーシップが見事に発揮されているように見える。

森友学園に対する小学校の設立認可について、近畿財務局の職員が5回も大阪府庁に赴いて審理状況等の聴取及び調査をしていたという事実が明らかになったが、肝腎の近畿財務局の方では相変わらず沈黙を守っているようである。

本当のことを言うのがよほど憚られるような特別の事情があるのだろう、と思わざるを得ない。
如何にも何かを隠しているような印象である。
隠すから疑われるのだが、この隠しぶりは尋常ではない。
従前の官邸の対応ぶりからすると、信じられないほど消極的だ。

きっと、何かある。

私でもそう疑わざるを得ないほど異常だ、ということを申し上げておく。

何もなければいいのだが。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年4月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。