いよいよ明日23日から東京都議会議員選挙が始まり、7月2日の投票日までの決戦の火ぶたが切って落とされる。
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って言われても「ふ~ん、選挙あるね~」ってぐらいの人のほうが都民でも多いと思うし、そんなもんだろうなと。
あるいは「あ、まだ選挙やってなかったのか」という人もいるかもしれない。そりゃこれだけの長い間豊洲の話やらオリンピックの話やらが報道されてるんだから。
多様な、都政の論点・視点を知ること
そんな中、昨日21日に東京青年会議所主催の、都議会各会派代表者による公開討論会が実施されました。
「TOKYOプロデュース会議~大学生が創る!都議選公開討論会~」と題された討論会。
大学生が2か月にわたり、議論を行ったり、立候補予定者の討論を見たりしながら質問内容を作成。
それらの質問を各会派代表に公開討論会の場でぶつけました。
質問内容は以下の5つ
・他の大都市と比べ東京に足りないものは何だとお考えですか?
・20歳前後の若者を取り巻く社会をどのように捉えていて、そこに対しどのような政策をおこなおうとされていますか?
・若者の政治参画を進めるために議員・議会として行う必要があると考えることはありますか
・現知事の方針との貴会派の政策の相違点を具体的に教えてください
・今の予算の使い方の中で削減・効率化できるものはありますか
実際の現場ではそれぞれ質問をする際に学生が、質問をおこなおうと思った背景や個人の想いを加えて話をしていました。
個々の回答内容の詳細についてまで書き記す余力がないのが申し訳ないが、本当に多様な政策分野の話が出てきた。
・公文書の管理などの東京都の情報公開について
・保育園数や保育士の待遇などについて
・高齢者福祉や医療について
・容積率の緩和により高い建物を作りやすくすること
・ホームレス対策
・羽田、成田から都心部へのアクセスや、夜間の航空機離発着について
・最低賃金を上げること
・起業の際の資金面などでの支援について
・教育バウチャー制度によるサービスの受け手の自由度を高める
・中学生議会などの若者と議会の接点を増やすこと
・シルバーパス(高齢者が安価で公共交通を利用できること)に関して
・市区町村議員ではない、都議会議員の役割
・豊洲への市場移転について
・家賃補助により住環境を整えること
・外環道の延伸の是非について
などなど80分の中でも色々な視点が出てきたことがこの公開討論会の大きな意義であったのかなと思う。
豊洲や東京五輪や受動喫煙などの大きなテーマに関して、各会派(候補)の首長の違いを知るのも大事。
でも、同時に都議会議員選挙で、あるいは都議会で話をされているテーマがこんなものがあるんだって知るのも大事なのかなと。また、各会派がどの政策を優先順位の上に置いているのかを知ることも大事なのかなと。
動画なので見るのが時間かかるかもしれないけど、以下のリンクより公開討論会の録画が見れます。お時間ある方はどうぞ。
東京都議選 公開討論会【各会派代表】主催:東京JC
「豊洲やオリンピック・パラリンピックの話、よくわかんないや」
という方は自分なりの関心を持つことができる政策分野を探してみてはいかがでしょうか?
※ちなみに自分は公開討論会のコーディネーターという立場でしたが役割がやはり謎でした・・・w 学生との質問づくりと当日の進行づくりを事前にがっつりと行ったので当日の自分の裁量や見せ場!?は特になく。。。まあ、司会NO,2という感じ
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編集部より:この記事は、NPO法人YouthCreate代表、原田謙介氏のブログ 2017年6月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は原田氏のブログ『年中夢求 ハラケンのブログ』をご覧ください。