野田新政権なんだが、幹事長に輿石東氏を起用したことで大きな話題になっています。おぃおぃ本気で党内融和をする気なのか、ということで自民党支持者やネットユーザー、産経あたりはソワソワ、民主党支持者を中心に期待感を込めた視線が飛び交っているという状況。輿石氏といえば日教組出身で小沢氏にも近い。バラバラの感のあった民主党参院をまとめあげた手腕が高く評価され、自公としては手強い相手になりそうです。なにしろ去年の参院選では、自民党が山梨で輿石に対抗馬を立て、幹部が総出で応援、露骨に落選させようとしてました。それだけ嫌な相手ということ。幹事長は政党の「金庫番」とも言われてるんだが、ただこれだけで小沢氏が民主党の金庫を握ったと解釈するのは早計かもしれません。ひょっとすると選挙が近いのか、と勘ぐるヒトもいるはずです。
国を憂い、われとわが身を甘やかすの記
短信。絶句・国難去って、また国難
伝記なんて縁起でもないんだが、スティーブ・ジョブズのCEO引退は、ある意味で世界を揺るがせましたね。ブログ界も例外じゃない。ジョブズの名言を集めたり、東京にアップルマークを描いたランナーがいたり、ジョブズが仕掛けた広告集を懐かしんだり、ジョブズを描いた台湾のおばかアニメは揶揄しつつも敬意を表したり、知られざるジョブズの名言を紹介したりしてます。オレ自身はパソコン初体験からずっとアップルユーザーなんだが、ジョブズが退いていた時期のアップルは迷走してたな、なんてことを思い出したりしています。一方、ジョブズなきアップルの新たな仕掛けにも注目です。
Touch Lab
ジョブズ公認の伝記『スティーブ・ジョブズ』、日本語翻訳版が11月21日発売に決定~英語版と同時
欧米の視点としているが、ワシントンポスト紙とファイナンシャルタイムズ紙の紙面から、今回の民主党代表選と新首相、そして各紙がみた日本の官僚制度との関係を解説するブログ。ファイナンシャルタイムズ紙は、官僚と仲のいい野田氏が選ばれ、日本も少しは巧妙が見えたか、と分析しているようです。
極東ブログ
新首相に寄せる欧米の視点
新しい内閣がスタートするわけですが、このブログではちょっと振り返り、民主党代表選での候補者の言葉から、この国の政治家がずっとハマりがちな陥穽を分析。その「落とし穴」とは、イタズラに「スピード感」にとらわれ、想像力が欠如しつつ、とにかく拙速にことを進めようとする思考回路なんじゃないか、と言っています。
内田樹の研究室
「まったなし」を待っていただけないでしょうか。
夏も終わりです。夏に風通しのいい場所で昼寝するのはメチャクチャ気持ちいい。そばに誰がいようとも、なんて。このブログは、川端康成の小説『眠れる美女』からマンガ『シマシマ』へ飛び、我々の「眠るという行為」をまた別の角度から考えています。
Heartlogic
「眠れる美女」と「シマシマ」に見る、添い寝の幸福論
東京電力原発事故の放射性物質に対する不安感なんだが、実際のところ、福島から距離的に離れれば離れるほど、親身度というか身体性というか切迫感というものが薄れていくのはしょうがないことだと思います。もちろん、放射性物質は大気によって運ばれたりするわけだし、人為的な物流というカタチでアチコチへ移動することもある。しかし、地元の人たちの心配や不安は、遠く離れた場所にいる人たちとは比べようもないですね。原子力の専門家はオマンマの食い上げになるから必死なんだ、という意見もあるだろうが、放射性物質に怯える地元の人たちと向き合い、正確なデータで「本当のこと」を伝える義務があると思います。ただ、ここで授業されてる内容が「本当のこと」かどうかはオレにはわかりません。
日本原子力学会核データ部会
南相馬での放射線出前授業
そろそろ涼しくなってきて、この冬に備えなければなりません。国内では政治がドタバタしてるんだが、自然界の「脅威」はその間も変異を続け、虎視眈々と反撃のチャンスをうかがっています。地震などの天災にも備えなきゃならんが、こっちも手当てしておくべきと言うことです。
農業情報研究所
H5N1鳥インフルエンザ、新たな拡大局面に 中国・ベトナムの変異株が特段の脅威 FAOが警告
最近「因果関係」がないって言葉、安易に使いすぎですね。原発事故を起こした東京電力福島第1原発で、作業に携わっていた40代の男性作業員が急性白血病で死亡したらしい。東電によれば、外部被ばく量は0.5ミリシーベルト、内部被ばく量は0ミリシーベルトで、事故と死因の因果関係はないということなんだが、ブログ界は騒然としてます。このスロウ忍ブログは、日本人の白血病の発症率の低さから因果関係はあるのでは、と。一方、こちらNATROMの日記では、東電の発表通り、因果関係はなさそうだとしています。東電の線量管理が徹底され、作業員の事前の健康診断や健康管理が万全なら、発表もうなずけるんだろうが、これまでのことを考えると疑われても仕方ありませんね。
日々雑感
【福島原発】作業員が急性白血病で死亡⇒東電「因果関係ないよ」
この9月18日(日)から19日(日)の2日間、横浜で開催されるトライアスロンの世界選手権で、選手併走用に100%電動走行のバイクが採用されたというブログ。確かに電動は、無音、排気ガスなしで選手の邪魔をしないバイクだし、環境保全と関連づけられがちなトライアスロンという競技とマッチしそうです。
電動バイク乗りたい症候群
トライアスロン世界選手権・横浜大会に、電動バイク ベクトリックスVX-1が登場
戦後初のペイオフが実施された日本振興銀行の問題を調査していた金融庁検証委員会が、自見庄三郎金融担当相らに報告書を提出し、自見金融相は「竹中平蔵元金融相の道義的責任がより明らかになった」と述べたわけです。政治的な駆け引きに利用されている感も否めないが、当時の金融担当大臣である竹中平蔵氏と副大臣で後任担当大臣となる伊藤達也氏がヒアリングを拒否したわけで、いずれにせよ竹中氏らは国民への説明責任がある。彼らから証言を得ないなんてことではすまないですね。
逆境アクションプラン
竹中平蔵が聴取応じず、日本振興銀行とSFCGの問題どう思う?