温暖化対策を話し合うCOP17(国連気候変動枠組み条約第17回締約国会議)が南アフリカのダーバンで開かれていました。京都議定書をめぐり、日本政府は米中が参加していない京都議定書ではなく、全ての主要国が参加する新たな枠組みを作るべきだ、と提案。日本とカナダ、ロシアをのぞくほとんどの国は、京都議定書を改訂して継続し、米中を除く先進国が削減義務を続けろ、と訴えました。
各国の主張と思惑が錯綜する中、京都議定書は期間などの項目で延長し、問題を次のCOP18へ先送りする、ということになりそうです。
さて、地球温暖化問題で、日本はどういう立場を取るべきでしょう。そもそも地球は温暖化しているのか、しているとしてCO2が本当に犯人なのか、という根本的な疑問もあります。アゴラの今週のテーマは「温暖化対策で日本の採るべき立場とは」です。みなさまの活発な議論、ご投稿をお待ちしております。
正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために :赤祖父俊一 著 ¥1,470