アゴラ研究所、エネルギー研究機関GEPRを創設

アゴラ編集部

アゴラ研究所は「エネルギー研究機関グローバル・エネルギー・ポリシーリサーチ(GEPR)」を1月2日に開設します。

GEPRは日本語と英語のエネルギーをめぐる情報を集積して、ウェブを通じて世界に発信していく「仮想シンクタンク」と言える、新しい形の研究機関です。

コンテンツは2つの分野で構成されます。一つはエネルギー問題をめぐる世界の専門家の小論の提供です。もう一つは世界各国のエネルギー問題をめぐる、学術論文のデータベースです。エネルギーは社会のあらゆる問題と関係します。自然エネルギー、原子力発電の未来から、放射能対策、エネルギー政策まで幅広いテーマを取り上げます。

またここで蓄積された成果を、言論プラットホーム「アゴラ」とのリンク、シンポジウム、書籍の出版を通じて、集積した知を社会変革につなげます。

アゴラ研究所所長の池田信夫は次のような抱負を述べています。「日本には政策シンクタンクがなく、民間から政策を提言することができない。アカデミズムにも力がない。GEPRによって、エネルギーの知の分野で世界と日本をつなげ、変革を起こす場に育てたい」。

またアゴラ研究所は、GPERへの寄稿への意見、提案、寄稿を募集しています。連絡は、以下のアドレスまで。[email protected]