今回のアゴラ起業塾は、今、話題のソーシャルゲーム産業について、ゲーム・ジャーナリスト、新清士氏に語っていただきます。
それまでほとんど存在しなかった市場規模が、わずか3年あまりの間に3000億円へと急成長した日本のソーシャルゲーム産業。トップ企業のディー・エヌ・エーやグリーは50%という屈指の利益率を誇り、今後の成長分野としての期待も高くなっています。
※重要:4月26日(木)のアゴラ起業塾、新清士氏による「ソーシャルゲーム産業の急成長の理由と問題」は、開始時間が当初の19時から18時30分に変更されました。
携帯電話を使ったゲームシステムは、ゲーム開始時には無料で始めることができるため、幅広いゲームユーザーを獲得。登録ユーザー数は両企業の合計で6000万人を越える。日本の数少ない新規に海外進出を狙える分野になろうとしています。
一方で、ゲームに登場する仮想アイテムの獲得をするためには費用がかかります。そのため、ゲームシステムそのものが、射幸心を過剰に煽っているのではないかという疑問や、ゲーム内の仮想アイテムがオークションサイトなどで販売される意図せず賭博的要素が生まれた問題も起きています。そのため、行政当局が関心を持ち始めるなど、社会的な問題として注目も集め始めているのです。
このセミナーでは、なぜソーシャルゲーム産業は急成長をできたのか、そして、問題がなぜ生まれているのかを紹介していきます。ビジネスモデルにあるイノベーション要素を説明しながら、海外も含めた将来像まで俯瞰的に見ていきます。
講師紹介
新 清士(しん きよし)
ジャーナリスト(ゲーム・IT)。1970年生まれ。慶應義塾大学商学部、及び、環境情報学部卒。他に、立命館大学映像学部非常勤講師。国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)副代表。日本デジタルゲーム学会(DiGRAJapan)理事。米国ゲーム開発の専門誌「Game Developers Magazine」(2009年11月号)でゲーム産業の発展に貢献した人物として「The Game Developer 50」に選出される。連載に、日本経済新聞電子版「ゲーム読解」、ビジネスファミ通「デジタルと人が夢見る力」など。
司会:池田信夫
■開催詳細■
開催日:2012年4月26日(木曜日)
時間:18:30~20:30
場所:T’s渋谷フラッグ 地図
定員:30名(先着順)
主催:アゴラ研究所
■受講料■
一般:8,000円 学生:5,000円(学生の方は当日学生証を受付でお見せください)
■キャンセルポリシー■
お振りこみ頂いた後ご参加いただけないお客様で、4月25日までご連絡いただいた場合は金額の50%をご返金させていただきます。
■お申し込み方法■
こちらの専用フォームよりエントリー後、フォームに記載の弊社口座へのご入金をもって手続き完了です(受付は入金順に承ります)。