ユーロ危機や円高の一方で、日経平均は歴史的な安値になるなど、荒っぽい相場が続いています。オーソドックスな経済学では、こうした市場の動きを「効率的市場仮説」で説明するのですが、さすがに最近の相場はそういう合理的な理論では説明しきれなくなってきました。
では相場は「非合理的」に動いているのかといえば、そうとも言い切れません。ランダムに見える価格の動きにも一定の法則性があり、それは市場参加者の心理に依存しています。相場の動きから、そうした法則を読み取るのが「行動ファイナンス」と呼ばれる新しい経済理論です。
7月のアゴラ起業塾では、日本の行動ファイナンスのパイオニアの一人である小幡積さんが、激動する世界経済の中で相場を読むテクニックをやさしく解説し、みなさんの疑問に答えます。
■講師■小幡績:1992年東京大学経済学部卒、大蔵省(現財務省)入省、1999年退職。2000年IMF、2001年~3年一橋大学経済研究所専任講師。2001年ハーバード大学経済学博士。著書に『ネット株の心理学』、『すべての経済はバブルに通じる』、『世界経済はこう変わる』など。
■司会■池田信夫(アゴラ研究所 所長)
■開催詳細■
開催日:2012年7月5日(木曜日)
時間:18:30~20:30
場所:T’s渋谷フラッグ 地図
定員:30名(先着順で締め切ります)
主催:アゴラ研究所
■受講料■
一般:8,000円 学生:4,000円(学生の方は当日学生証を受付でお見せください)
■キャンセルポリシー■
入金後でも、7月3日までにご連絡いただいた場合は金額の50%をお返しします。
■お申し込み方法■
こちらの専用フォームよりエントリー後、フォームに記載の弊社口座へのご入金をもって手続き完了です(受付は入金順に承ります)。