米国の雇用は大統領選挙へどう影響するか

アゴラ編集部

期待されていた予想より悪かった、という米国の雇用統計なんだが、失業率が高い水準のまま粘り腰でなかなか下がってこないようです。11月6日の大統領選挙までの間に、リーマンショック以前の5%までは無理としても当落線上と言われる6%前後にまで落ち着いてくるかどうか、ちょっと難しいかもしれない。


この「苺畑より」という共和党支持で在米日本人女性のブログによれば、これまでオバマ支持だった若年層での支持率が下がっているようです。米国は奨学金制度が充実してるんだが、卒業しても就職できず、それを返せない、という事態が増えそう、というわけ。さらに、支持政党が拮抗する各州ごとの失業率も重要、と書いていて、大統領選挙に大きな影響を与えそうです。
表題ブログでは、発表された雇用統計のグラフを紹介。好調と言われていた米国経済を含め、先進国が横並びで景気後退期へ入っていくかもしれない、と書いています。手を変え品を変えて施策を講じてもなかなかうまくいかない、というわけなんだが、各国で景気が悪くなったら失業率が改善するのはさらに難しくなります。
官庁エコノミストのブログ
米国雇用統計のグラフィックス

「中国のバイロン」などとも言われる詩人、梁宗岱氏は、草野心平氏とも交友したことが知られています。その粱氏がパリ時代に出入りしていたサロンの主宰が、ロラン・バルト氏のおばあちゃんだった、というブログです。文化大革命で粱氏の業績は地に堕とされちゃうわけなんだが、ロラン・バルト氏がマルクス主義者をやめた理由が中国での文化大革命体験だった、と書いている。おもしろい話です。
Living, Loving, Thinking
ロラン・バルトの祖母など

各国でバラバラだったEUの中央銀行が、今さらながらに連携しつつ、共同で金融政策をやっていこう、という動きのようです。まだそんなこともしてなかったのか、というのが驚き。国境をなくしたり通貨を統一したりする以上に、これって重要だと思うんだが、やはり各国の利害が綱引き障害になってた、ということです。
Porco Rosso Financial Weblog
「銀行同盟」発足に向けて動き始めた

このブログ主の友人の話を紹介してます。現場で礼儀をわきまえ、あいさつもちゃんとできるタレントがブレイクする、というわけなんだが、そんなのは現場で直接見聞きしないとわかりません。筆者の体験で言えば、まったく態度がなっとらんタレントが売れた例は枚挙にいとまがない。現場で直接、その人を見ていれば、こいつは売れそう、というのは何となくわかる。テレビやCMなんかを通していくらみても当然ながらわかりません。
UEI/ARC shi3zの日記
これからブレイクするアイドルを見分ける方法

これはぜひ劇場で観たい映画の一つなんだが、最近のヒーローものの流れとして、ヒーロー誕生秘話や自らの二面性に悩んだり、というのがあります。ヒーローの人間性を描く、というわけなんだが、もともと『スパイダーマン』の主人公はなんたって蜘蛛男なので等身大の普通の少年が思春期の悩みを抱きつつ活躍する、という内容なのでそんな流れとの違和感はない。筆者世代だと池上遼一氏の描く日本版の『スパイダーマン』(少年マガジン)が印象に強く残っています。あれがけっこう暗い内容だったので、ドロドロした感じの内容の映画がしっくりくるのかもしれない。このブログでも救いようのない時代を描いている、と書いています。
映画のブログ
『アメイジング・スパイダーマン』 新シリーズの違いは逆になったこと!

とても興味深いブログです。我々にとって「神」とは何か、考えさせてくれる。ニューギニア島は世界で二番目に大きな島で、大東亜戦争中は日本軍が南岸のポートモレスビーを陥落させようとして攻撃するも、多大な被害を出し、敗退しました。マンガ家の水木しげる氏はその悲惨な戦場の様子を描いているんだが、約一万と言われる日本兵のほとんどが自殺的な白兵突撃で部隊ごと全滅したりマラリアなどで病死した。そんな戦場にも先住民がいて、空から落ちてくる西洋の物資の恩恵を受けていたらしい。これらの物資が日本兵には落ちてこない、ということは、先住民を敵に回していたわけで、そんな戦争で勝てるはずもありません。
北の国から猫と二人で想う事
カーゴカルト パプアニューギニア

ちょっと前のエントリーで、このパブコメの締切もとっくに締め切られてるわけなんだが、ここに募集の結果が出てます(PDF)。
しっぽのブログ
コンプガチャ規制のパブコメ書いたので意見をください

歴史を振り返ると、今の時代がどれだけ豊かで幸福なのか、ちょっと疑問に思えてきたりします。過去から未来をみることはできないので、過去の人たちが今をうらやむことはありません。現在から過去をみるから、応仁の乱の時代よりはマシ? と思えたりできる。しかし、人間の本質なんて千年程度じゃ変わりません。
雑談の達人
「天下は破れば破れよ。世間は滅びば滅びよ。人はともあれ我が身さえ富貴ならば」

頭の良し悪し、というのはいろいろ基準があってハッキリしません。こないだ「Mail Online」の記事で、米国人は年を重ねるにつれて頭が良くなるが日本人は25歳で頭打ち、というのがありました。このブログでは、年齢をともに頭の良くなっている人について考えています。
@fromdusktildawnの雑記帳
加齢と共に頭が良くなっていく人と悪くなっていく人の違い

社会起業家、という人種がいるんだが、何かするにしても先立つものが必要です。事業資金をどうするのか、というのは共通の問題。このブログでは、営利事業と同じように社会事業も金を集めるための方法は同じ、と書いている。さらにファンドを組んでネットで出資を集める、という「クラウドファンディング」という方法も紹介。投資型、購入型、寄付型、などいろんな仕組みがあるようです。
greenz.jp
ソーシャルベンチャーは投資の対象になりうる?「ソーシャルインパクト」で考える、”これからの資本主義”とは


アゴラ編集部:石田 雅彦