米国が「尖閣は日米安保の適用範囲内」とかなんとか言って燃料投下中の尖閣問題なんだが、ここにきて風雲急を告げてきた感もあります。米国には日本が周辺各国と仲良くなり過ぎると警戒警報が鳴らす習性があり、そんな兆候が現れるといろいろ茶々を入れてくる。日本政府は米国に異を唱えられないんだからしかたないので、ファイティングポーズくらいはとらざるを得ません。ただ、身構えるだけのつもりだったのが、いつの間にやら殴り合い、というのは困る。
しかし、石原都知事という人が、どういう意図で「尖閣尖閣」と言ってるのかイマイチ不明の状況で、野田総理が「尖閣は国が買い上げる」と言わなくてもいいタイミングで口にしたりして、どうもキナ臭い。こっちの「ステージ風発」というブログでは、中国のご機嫌なんかとってないで主権主張してさっさと国有化しろ、と書いている。
ファイティングポーズにはファイティングポーズをとらないと格好つかない、というわけで、中国も険悪な顔つきになってきました。あちらの国内事情も問題ありの様子。で、この「軍事評論家=佐藤守のブログ日記」では、大急ぎでなんとかしろ、と檄を飛ばしています。こうした人は、主敵をどうしても中国にしたいわけです。
表題のブログでは、中国の戦略を紹介しているんだが、中国が来ないうちに早く機雷を敷設するなどして軍事的な「実効支配」をしろ、と書いています。どうもネット上の論客はみなさん主戦論者で勇ましい。
この問題、米中の駆け引きに利用されてるだけだと思うんだが、過剰反応は腰が浮つき過ぎでしょう。北方四島にしろ竹島にしろ、領土のイザコザは高度な外交的手腕が必要。腕っ節に訴えなきゃならないときもあるのは確かなんだが、しかし日本の政治家や官僚、いや日本人にその技量と根性があるかどうか、大いに疑問です。
日比野庵 本館
目前に迫る尖閣有事
米国人の一部女子の間で日本のマンガやアニメみたいに目を大きく描くメイクが流行ってるらしいんだが、日本の女子もアイメイクには多くのエネルギーを注いでいます。電車内でも必死になってマスカラを置いている女子も多い。この記事によれば、目の大きさが魅力に関係している、という研究を紹介しています。これと違うんだが、「顔学」によると、赤ちゃんの目が顔の中で相対的に大きいのは親の庇護欲をかきたてるためらしい。遺伝子に目の大きな相手を愛おしむ情動があらかじめ入っている、というわけです。
美レンジャー
「瞳の大きい女性がモテる理由」心理学で証明されていた
またよくわからないことが起きています。これは、霞ヶ関の脱原発デモの参加者数について報じた記事を揶揄しながら紹介しているブログ。このデモの参加者数については、ネット上でも以前から話題になってました。主催者側発表数がトンデモ、というのはわかってたんだが、警察「発表」なんて最初からなかった、というわけです。ようするに既存メディアは、警察の威光を記事の信憑性の担保にしている。自分で調べたら信用されないし、主催者側発表数だけだと批判されるし、ということなんでしょう。人間の数を数えるのは大変、ということです。
[today’s news from UK+]
新聞に書いてある「警視庁調べ」は「警視庁発表」とは別の語である。(※本エントリの見出しはパロディです)
ソフトバンクが自動翻訳機能付きのメガネを研究開発してる、という話もあるんだが、同じようなのはNECもやってます。この記事では、メガネの新特許を申請したアップルが今度は「iGlass」でメガネ分野に進出か、と書いている。ビデオカメラを内蔵したメガネなんてのもあるわけで、ひょっとするとメガネはまだまだ改良の余地のある機器なのかもしれません。
ギズモード・ジャパン
アップルのiGlassはグーグルメガネの好敵手となるのか? 今までにないガジェット、ユーザーは受け入れるのだろうか?
高度成長期を駆け抜けた、というと過去の人のようなんだが、ちょっと前は千葉県のロゴを作ったりしています。なんとも味のある脱力系で千葉県民はお怒りらしい。しかし、これを元祖ヘタウマ、といったら叱られるんだろうな。
VOGUE
資生堂ギャラリーで「仲條正義展 忘れちゃってEASY思い出してCRAZY」。
映画『20世紀少年』のヒロイン役で人気女優になった方です。安室奈美恵さんもそうだったように所属事務所は素材を長い目で育てるので有名なところ。彼女もデビューから注目を浴びるまで10年くらいかかっている。そのわりに南方系だからか楽天的で天然ボケキャラ。この食べ方もユニーク。平姓? と引っかかったが、どうやら所属事務所の社長とは無関係のようです。
web R25
平愛梨のラーメンの食べ方がすごい
これはぜひ乗ってみたいです。この日本水陸両用車協会(!)のリリースによれば、前回は無料だったのが今回は3ヶ月間の有料モニター社会実験らしい。申し込みはJTB。
ねとらぼ
首都圏エリア初の水陸両用バスツアー レインボーブリッジを走り、対岸からそのまま海へ!
サナギから蝶へ、ヤゴからトンボへ、といった昆虫の変態は興味深いものです。この変態には「脱皮ホルモン」が関係しているらしい。逆に、変態を抑えるホルモン、というのもある。この記事では、抑える側のホルモンを操作する遺伝子がわかった、ということで、ブレーキを解放して早く脱皮や変態させ、農作物への害を少なくすることに役立てられるのでは、書いています。特定の種だけに効果ある、というわけなんだが、昆虫の種類は多種多様なのでどこにどんな影響が現れるかわかりません。際限なく脱皮を繰り返し、巨大化した人喰いカマキリ、なんて嫌ですから。
官庁通信 「今日の話題」
狙いの害虫にだけ作用する薬剤の開発に期待 昆虫の「変身(変態)」を抑える遺伝子のスイッチの仕組みを解明
常人より優れた色彩識別能力が存在するかも、という記事です。ただし、自分が見えたり聞こえたり臭ったりすることを、他人に正確に伝えることは不可能。だから、絵画や音楽や料理といった「表現行為」ができてきたのかもしれないんだが、もしかすると偉大な芸術家、という人たちはこうした脳力をひそかに持っていたのかもしれません。
Pouch
ひょっとしてアナタは、他の人より何万色も多く見えているかも知れない!?
小売業が大変なことになってるわけなんだが、売れてるところはやはり売れています。このブログでは、不必要なものは売れず、必要なものが売れている、と書いている。当たり前のようだが、消費増税なんかが予想される昨今、消費行動が鈍化するのは当然です。で、不必要なものでも頭を使えば売れる、というこれまた当然のことを書いていて、ちょっとした工夫でも売れ行きに影響を与えるものだ、というわけです。さらに、上位10番目くらいまでに入らないと効果はほとんどない検索エンジンについて紹介しています。
More Access,More Fun!
6割以上の小売業が昨年割れ。頭を絞ってこの事態を乗り切ろう
アゴラ編集部:石田 雅彦