Widow Makerと呼ばれて

アゴラ編集部

話題のオスプレイ以外にも「ウイドウメイカー(Widow Maker)」と呼ばれた航空機は数多いんだが、たとえばマーティンB26マローダーやロッキードF104スターファイターなんかが有名です。B26はWWII時に米国が開発した双発のレシプロ爆撃機で、離着陸時に失速しやすく、いろいろ改良を重ねた結果、なんとか実戦で運用できるようにしたらしい。F104は自衛隊にも配備されてたペンシル型の細長い迎撃ジェット戦闘機です。懐かしい機体なんだが、どうもエンジンに問題があり、よく事故を起こしたらしい。


この「Be unpatriotic!」というブログでは、米軍『Stars and Stripes』の記事を紹介しています。事故率が高くなるのは飛行時間が短いからで、一回の事故でも分母が小さいから率がハネ上がってしまうようです。
こっちの「ガジェット通信」は、安全性が確保できないまま、配備へ突き進んでいることにいらだっている。どうも不完全燃焼な感じの問題なんだが、米国海兵隊はオスプレイの運用訓練を日本本土でもやるんだそうです。
表題のブログでは、オスプレイは軍用機として特に危険なしろものではないが、運用にワザが必要なので、そのへんを申し入れたらどうか、と提案しています。飛行の不安定さでいえば、ホーカーシドレーハリアーにも匹敵する野心的な設計なので慣れるまで時間がかかりそう。実際、これに乗せられる米海兵隊員のほうが気の毒です。
ニュースの社会科学的な裏側
オスプレイ─固定翼機でも回転翼機でもなくなる「魔の瞬間」って何時よ?

体験者なんだろうが、いろんな手段でとにかく逃げろ、と書いています。イジメはイジメる側の病気なんだが、こういう手立てを講じるのもかなりのエネルギーが必要になる。担任も学校という組織でスリつぶされそうになっていて、イジメを粘り強く解決できる人材がいません。イジメには構造的な問題の側面は確かにありそうです。
増田くん日記
いじめられた時の対処法

ほう、という記事です。盲腸ってのはバクテリアの貯蔵庫だった、というわけ。昔の手術はけっこう傷が大きかったんだが、最近は目立たないくらい小さいです。急性の虫垂炎は、こればかりは手術しないとダメ。それにしても役立たずと思われていたのに、実は大変な役わりを負っていたんですね。
ライフナー
真剣に虫垂のことを研究したら凄く人間を助けてくれる器官だった

米国で活躍してる方のようです。一人で踊ってるだけで、これだけ盛り上げることができる、というのは特別な才能なんでしょう。何か惹き付けるオーラがある。少女時代みたいなタレント、日本ではなぜか出てきません。MAXなんかがいるんだが、アレはダンスユニットっぽいです。昨日も書いた安室奈美恵さんはもともとMAXと一緒にSUPER MONKEY’Sってグループだったわけで、こうした系譜は日本にも確実にあるんだが、少女時代やKALAあたりとはちょっと違います。
坂井直樹の”デザインの深読み”
少女時代 SNSD GENIE は仲宗根梨乃による振り付け。オリジナル振り付けはキレキレのダンス!

なんとなく懐かしい感じのBungieなんだが、あの『Myth』は忘れられません。筆者はMacユーザーだったんだが、律儀にMac版とWindows版を両方リリースしてくれたもんです。で、『Destiny』というゲームに、ポール・マッカートニー氏の曲が流れるかもしれません。マイクロソフトに呑み込まれた後のBungieなんて魅力あるんですかね。
ゲームかなー
これは贅沢・・・bungie新作にPaul McCartney氏が曲を提供

これはもう、如実にわかろう、ってグラフが入ってるブログです。学術論文が明らかに減っている。こんな動きをしている国は日本以外にありません。いったい2006年に何が起きたのか。ブログ主は、助手や助教のポストがなくなった時期と重なる、と書いています。ようするに、積極的に論文を書くべき世代がいなくなり、指導教官も論文泥個じゃなくなったわけ。これはそうとうに困った問題と思います。
大隅典子の仙台通信
日本のアカデミア人材育成が危ない・その1

表題ブログでは、このR&B界で不思議な存在になってしまった人物について書いています。しかし動画を見ても別に普通じゃん、と思う。この「hip hop generation」では、彼の手紙を紹介している。米国黒人社会では男性たちのマチズモが底流にあり、ゲイをカミングアウトするのはけっこう勇気が必要だったでしょう。ついこないだまで返り討ちにあっても無罪放免の国だったのでなおさらです。
bmr.jp
フランク・オーシャン待望のデビュー作は犬が監修!?

都心の大規模マンションに住む官僚さんが書いてるブログです。なんでもマンションの管理組合の総会に出たようです。ここで指摘されてる問題って、どこのマンションにも共通の悩みなのかもしれません。ようするに、一人ひとりの自覚が大事、というわけで、今の日本人ってのは政治に対して傍観し過ぎじゃないか、と思います。
センショーの官僚のお仕事と日常のブログ
超身近な政治のお話

これやられて青いシマシマの業者だと、荷物が勝手に管理人に預けられたりするんで困ります。比較できるのはいいのかもしれません。確かにAmazonの配達は速い。翌日に届いたりするんだが、こういうカラクリがあったんですね。
That’s Life -Notes-
アマゾンの荷物が色んな配送業者で届く理由

このジミー大西さん、という芸人はもう若い人は知らないのかもしれないんだが、岡本太郎氏にも認められたアーティスト、ということになってます。まだ所属事務所は吉本興業なんでしょうか。それがちょっと心配な感じです。で、グッチで展覧会をやるらしい。独特の色彩感あふれる緻密な絵を堪能しましょう。場所は、グッチ新宿 3階イベントスペース(新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル)。2012年7月14日(土)から8月5日(日)まで(11時から20時。会期中無休)。入場無料。
VOGUE
グッチ新宿でジミー大西作「ドリーム ワークス」展開催!


アゴラ編集部:石田 雅彦