電子出版のコストはいったいいくらなのか

アゴラ編集部

電子出版が、ぼちぼちカタパルトに機体を乗せる段階にきたようです。射出する方法も問題なんだが、カタパルト自体、機体そのものについても、あちこちで摩擦が噴出し始めました。過渡期につきものの騒動とはいえ、これじゃ行き先が思いやられます。


今ネットでちょっとした話題になっているのが、佐々木俊尚氏とパブーとの軋轢。この「eBook USER」では、この騒ぎを解説しつつ、いかに電子出版でも制作費や広告宣伝費、人件費は、当然の如くかかる、と書いています。これは筆者の想像ですが、いろいろ便宜を図って佐々木氏というビッグネームを持ってきたパブーだったんだが、思ったほど利益が出ないので駄々をこねた、という感じ。
表題のブログでは、佐々木氏とパブーとの問題について、なんらかの作業が電子出版版元の側に派生するなら、手数料を取るのは当然、としつつ、この件について対価がいくらかはちょっと不明、と書いています。
アマゾンのロイヤリティがトンデモなのはよく知られていることなんだが、アマゾンで出すことにいろんな付加価値があるのも事実。電子出版はほとんど制作費がかからないで作れる、という幻想がどこかにあったんでしょう。こうした誤解が払拭されない限り「業界標準」はまだまだ決められないようです。
見て歩く者 by 鷹野凌
パブーが手数料30%だったのが急に60%を要求してきたという話の不可解な点


昔、米国のテレビドラマに『宇宙家族ロビンソン』(米題は『Lost in Space』)ってのがありました。宇宙で迷子になっちゃう、というストーリーなんだが、この企画も同じようなもんです。ここのカキコにもあるんだが、『ウルトラマン』のジャミラを彷彿とさせる話。まぁ、変な姿に変身せず、火星で生涯を終える、というのもいいかもしれません。
(*゚∀゚)ゞカガクニュース隊
「片道切符で火星に人類を」、壮大なリアリティー番組企画が始動

たとえば、ポテトをレンジで「茹でる」なんてことが当たり前に行われてるわけです。実際にやってみればいいんだが、お湯で茹でるのと比べれば格段に不味い。手間ひま、というのをどこにどうかけるのか、重要です。このブログでは、レンジで調理するパスタ料理を実験している。ありがちな話で、よっぽど時間がなくて腹が減ってたら作るかもしれない、という程度のもので比べるまでもない。ちゃんと大鍋でパスタを茹でたほうが美味いのは当然です。
Sallyの家電研究室
これは1人ごはんに便利!レンジで作れる超簡単パスタ♪

最近は動物虐待だ、というので、ほとんどの毛皮はフェイクになってます。ちょっと前には、ハラコなんて素材が出回ってたんだが、これは牛の胎児の毛皮です。だから「腹子」。こんなのを平気で身にまとう女子、というのは、たぶんハラコをカタカナのオシャレな用語と思い込んでたんだろう。この生地はフェザー、つまりマラボー(羽毛ショール)みたいな鳥の羽で作ってるらしい。
VOGUE
フェザーやファーで妖しく官能的に。

ようするに新聞広告など、今ではほとんどの人は見ない、ということです。Googleは皮肉のためにこんな広告宣伝をやったんだろうが、まったく新聞広告には効果がないことを証明しようとしたわけ。これが話題になればメッケモンくらいの話です。
ブログヘラルド
Google、新聞広告を攻撃する新聞広告を掲載

ヘビを生で食べるのはやめたほうがいい、というのは、寄生虫がいる可能性が高いからです。こんなケーキでも人間は爬虫類に対して特別な情動反応を示す。おそらく樹上生活をしてたころの遺伝子が警告を発するんでしょう。
ねとらぼ
とぐろを巻いた蛇そっくりケーキ リアルで迫力満点

珍しいアナログ音源は、たまにYouTubeなんかに上がってたりするんだが、自分で持ってるレアものについては、アナログプレーヤーからアンプ経由でデジタル信号へ変換し……という面倒な作業が必要だったわけです。今ではコンポーネントステレオなんか持ってる人も少ないわけで、こうした「新兵器」がもてはやされる下地はある。しかし、アナログ音源は有限なので、ある程度デジタル化したら、後はゴミになるだけです。
web R25
生粋の音楽好きを喜ばせる最新機器

Perfumeと言えばテクノなんだが、これはまさにテクノです。舞台技術というジャンルは、ほかのデジタル技術の進歩でこれからいくらでも表現の幅がある、という好例。今では当たり前に使われている「バリライト」も、昔はあんなに自由自在に動きませんでした。バリライトによる中央制御の遠隔照明操作で舞台上は見違えるようになった。ARやVR、LED、このホログラフィなんかを使い、舞台技術はどんどん進化するはず。ちなみに、筆者はのっちが好きです。
坂井直樹の”デザインの深読み”
渋谷ヒカリエで行われた「氷結SUMMER NIGHT」パフュームの舞台技術がすごい!

世の中には「ボーダー族」という人種がいます。サーフィンとかスケボーとかスノボーとか、板に乗って喜んでる連中なんだが、これもそうした人種に受けるかもしれません。しかし、日本でこれを乗り回せる場所はほとんどないと思います。
j-tokkyo
立ったまま乗る3輪電動スクーター

あのコンランも評価した、というツバメノートなんだが、特殊なフールス紙という素材を使ってます。このブログではコンサバと評してる会社なんだが、ちょっと調べると社名の由来からしてユニーク。紹介されているノート、なかなか良い。同社のB4のノートもなんだが、ぜひ使ってみたいです。
情報考学 Passion For The Future
急角度の罫線に驚きのツバメノート 斜めに書く人のための【まっすぐノート】 SL3070


アゴラ編集部:石田 雅彦