相変わらずのアップル喧騒曲

アゴラ編集部

いよいよアップルの新型発表が近づいてきてるんだが、ネット上では相変わらず錯綜した情報が飛び交ってます。相変わらずのちょっとしたお祭り騒ぎ。iPhone5は決定的か、iPad Miniは出ないかも、サムスンが新型発表と同時にアップルを提訴、というような話も出ています。


この「坂井直樹の”デザインの深読み”」は、中国企業がiPhone5のデザイン特許を取得した、という話を紹介しているんだが、秘密主義と情報流出の結果、サムスン以外にこんなコソ泥も出てくる、というわけです。
こっちの「Computerworld」では、GoogleがiOS向けのYouTubeアプリをライセンス契約切れ寸前に出した、と書いています。iOS6ではYouTubeアプリが排除される、というウワサがあるんだが、このアプリを使えば従来のiOS版では視聴できなかった「VEVO」やソニーミュージックジャパンのコンテンツなどを閲覧できるというわけ。便利になります。
表題のブログでは、発表会場の様子を紹介。毎度毎度のアップルの思わせぶり。これもいろんな憶測を呼んでいます。
ブログヘラルド
iPhone 5の告知イベントの会場、意味ありげな垂れ幕を掲げる


掃除機のロボット化が進んでるんだが、やはりその嚆矢は米国iRobotのルンバです。日本の家電業界も遅まきながら同じようなものを出してるんだが、このブログはドイツのケルヒャー社製のロボットを紹介。ケルヒャーと言えば車用の洗浄システムが有名です。高圧で洗い流すというのは日本ではあまりない。このブログでも書かれてるんだがパテントなどヤヤコシイことがあるんでしょう。
Sallyの家電研究室
ケルヒャーのロボット掃除機「RC3000」知ってる?

これはドイツのウナズキ君ですね。岡山県立大学の渡辺富夫教授らの研究が有名なんだが、我々の会話は同調行動やリアクションが大事、という話。その一つが「ミラー効果」です。ハンディキャップを持つ人には便利な装置になる。しかしこんなものを身体に装着しなきゃならないほど、我々のコミュニケーション能力は減退しているんでしょうか。喉元からカメラがのぞいていたら、これを付けているかもしれません。
Tech Crunch 日本版
「自然な振る舞い」をカメラに接続したセンサー経由で指示してくれるRISR。目指すは「人生のパートナー」

昨日の男子サッカー日本代表のイラク戦、ご覧になりましたか。あれは辛勝ではない。サッカーで1対0というのは理想的な試合だった、というわけです。このブログでは「いつもそうやれよ」と叱咤激励している。これからアウェーでの試合が続きますが、ヨルダンがオーストラリアにホーム勝ったことで日本は断然有利になりました。日本代表、次はオマーン、その次はそのヨルダンとアウェー。油断してると痛い目に遭いそうです。
ザック・ジャパン
こんな試合初めて見た幸せ

日本では石川県の千里浜なぎさドライブウェイが選ばれてます。ここは車で浜辺を走ることのできる世界でも有数のビーチらしい。ホームページにも書かれているんだが、近年、浸食によって浜辺の後退が著しいとか。ランキングに入っている世界のビーチにも同じような懸念があるところも多いはずです。
ストレートプレス
死ぬまでに行ってみたい、世界の奇妙なビーチ15選

SNSへ入れ込む、というのが面倒、というか、おかしなことに使われそうで怖いです。このブログ主がやってみたら、事業の時価総額が142億円で従業員は353人と出たらしい。5年でこんなに成功できるなら御の字なんだが、これって選ぶメンバーによってかなり違ってくるんでしょう。
A!@attrip
友達と会社を起業したらどうなる?起業シミュレーターの紹介

書評です。ニューヨーク証券取引所の上場企業では3.2%に女性のCEOがいる、という書いている本を紹介。女性の社会進出が少子高齢化対策になるのかどうか、本当にちょっとよくわからないんだが、これも私が旧弊な考え方に毒されてるからでしょうか。
国際関係学逍遥
女性の社会進出 ─フォーチュン500から日本のアニメまで─

これも書評。死に馬に鞭を打つ、とかレームダックなんて嫌な言葉もあるんだが、日本の政界も同じようなことを連綿と続けてるような気がします。どうやら泥舟と一緒に沈むのが好きな人が、そうとうたくさんいるらしい。単調な毎日も大事です。しかし、そこから抜け出せなくなっていたら要注意、らしい。
ライフハッカー日本版
自分で自分を不利にしている人が陥りがちな13の「もっともらしい」理由

なんかメキシコのピラミッドみたいな形をしてるカメラです。iPhoneの画面を複写してポラ用フィルムに転写するらしい。ちなみにポラロイドはポラロイド社の名前で、インスタントカメラ、インスタントフィルムは富士フイルムが出している。デジカメのポラ版はこんなのもありました。ブログのようなもので出資者が出てくるんなら、これを復活させたほうがいいんじゃないか。ポラの原理は拡散転写法です。フィルムの中に薬剤が入っている。だから現像中に爪でひっかくと、不思議な画像が浮き出てきたりして楽しいです。
インターネットコム
iPhone で撮影した写真をポラロイド写真に変換する「Impossible Instant Lab」

これ、ネット上でちょっと注目されている記事です。世界中で会社名を連呼する声が巻き起こりそうなんだが、CMなんて誰もみてない、というのが正直なところ。人生のうちのどれくらいの時間を無駄にしてるのかわかりません。広告収入で成り立ってるメディアはスキップ機能を多用されると困る。歩み寄った代替技術がコレ、という悲しい落ち。ソニーもちゃんと仕事して欲しいです。
ギズモード・ジャパン
ソニー特許申請「CMスキップできるよ。ただし立ち上がってブランド名を叫んだらね」


アゴラ編集部:石田 雅彦