Google参戦で過熱するタブレット戦争

アゴラ編集部

いきなり、という感じでGoogleが殴り込んできました。「Nexus7」です。先日のアップル発表では、ウワサされていた「mini iPad」は出なかった。その代わりに、というわけで、タブレット戦争がいよいよ過熱してきました。
Tech Crunch 日本版」では、Googleのエリック・シュミット会長の発言を紹介しています。ようするに、アップルにGoogleマップはまだ渡さない、ということ。舌戦でアップルは劣勢です。


こっちの「インターネットコム」では、電子書籍サービスの「Google Play ブックス」が日本でも提供を開始した、と紹介。この「オクトバ」というサイトで使用感を検証しています。
表題の記事では、実際に「Nexus7」を使ったレビューを紹介。いろいろと使い勝手を考えられて作られた端末のようです。サスガにGoogleマップはサクサク動くらしい。何より安い。あと、中国からフェデックスで送られてくるので注文後に早く着いた、と書いています。
GIGAZINE
1万円台で買えるGoogleのタブレット「Nexus7」を実際に使い倒してみました


これは興味深い記事です。確かに一回しか着ないまま、クローゼットに放り込まれっぱなしの服って多い。これだけ宅配便などの流通が発達すれば、なんでもリース、という発想が出てくるのもありえます。ここで紹介されてるサービスは、全身コーディネートの服や装飾品をデリバリーしてくれる、というもの。自分で選べないのは致命的かもしれないんだが、ポジティブに考えれば新たな発見もありそうです。
Startup Dating
毎日の洋服も借りる時代にーファッション界のNetflixを目指す、洋服レンタルのスタートアップ「Le Tote」

国内の地域格差はどの国にもあるんだが、それが広がり過ぎるとどっちからも不平不満が出てきます。スペインのカタロニア地方はバルセロナがある地域なんだが、スペインの金融やサービス、IT系産業の集積地でもある。スペイン市民戦争の例を持ち出すまでもなく、レコンキスタ以前からスペインの各地方は独自性が高くそれぞれ言語も違うくらい。バスクなんて今でも独立闘争で爆弾テロまでしてます。このブログでは、疲弊する本国と一緒に沈没するのは嫌だとカタルーニャ州が言い始めた、という記事を紹介。日本でも地域格差の代替として一票の格差が放置されている、という意見もあり、それが本当ならもし政治的な格差が是正されると地方側の住民に不満がたまりそうです。
ROCKWAY EXPRESS
スペインは分裂するかもしれない

最近、妙にLINEの友だちが増えてませんか。筆者の場合、毎日毎日、何人か増えてます。おかしいな、と思ったら案の定、iOSとSNSの連携機能のせいだった。最新のiOSでは勝手にFacebookから連絡先が吸い上げられ、それをLINEも吸い上げた、というわけ。この連携機能、Facebook側からもLINE側からもオフにできる、という記事です。
TABROID
【解決策アリ】iOSユーザーは要注意! LINEがフェイスブックの友達情報を吸い上げて、カオスなことに…

こんなに「グローバル化」が進めば、上司が中国人や韓国人、なんてことは十二分にあり得ます。日本がアジアのリーダー、というのもすでに過去のことで、国境紛争も同じフェーズから出てきている。日の出の勢いの国に比べ、やはり落日の国は寂しい。しかし日本人に、そんなに豊じゃなくてもいいから落陽を眺めながらボンヤリ過ごす、なんて選択肢はありません。高度成長期に稼いだ資産もバブルで消し飛び、その後の20年で残ったものも使い込んじゃいました。
キャリコネ
「日本法人は中国の出張所」 失われつつあるアジアNo.1経済国の座

毎年、盛り上がってるイグ・ノーベル賞なんだが、いろんなジャンルの賞があります。今回の日本人受賞は「音響賞」らしい。このブログの投稿者は、ほかの賞も紹介してます。心理学賞、神経化学賞、流体力学賞、解剖学賞、なんてのもある。しかし、産総研もヒマだな、こんな研究してるんだ。
(*゚∀゚)ゞカガクニュース隊
日本のおしゃべり妨害器に 「イグ・ノーベル賞」

こっちは本家本元のノーベル賞についてのブログです。日本人ではまだ経済学賞を受賞した人はいません。ほとんどが米国人に与えられてるんだが、しかし経済学が人類の幸福に貢献した、という事例は寡聞にして聴いたことがない。文学賞にしても平和賞にしても同じで、人文系のノーベル賞は止めたらどうか、とも思います。
官庁エコノミストのブログ
今年のノーベル経済学賞は誰の手に?

夜の街には、不景気とデフレで火の消えたようになってるところがあります。六本木も人の流れが変わってようで、平日夜なんかはわりと静か。クラブにしても警察の摘発で最近は盛り上がりに欠けた感じです。六本木といえば、表題のようにいろんな事件が起き、東京でも歌舞伎町とは違う不穏な空気が流れている。その原因の一つは、組織暴力団と別の勢力の存在なんだが、この記事では彼らの実態やその背景をわかりやすく解説しています。
週刊0510
「制御不能!?─海老蔵殴打・押尾学遺棄致死・塩田大介競売妨害・朝青龍殴打・菊次達朗水源地詐欺、そして六本木フラワー殺人・石元太一詐欺─ポスト暴力団時代の“闇世界の主役”は、暴対法・暴排条例の“落とし子たち”!?」

古いヤツと笑われるかもしれないんだが、電子書籍はほとんど読みません。長い読み物を携帯端末で読むのは疲れる。しおりを挟んで途中で放り出してるものが山のように溜まっているだけです。技術が発達して格段に読みやすくなるか、電子ものしかないようになったら仕方なく読むようになるんでしょう。この記事では、目的の書物が電子化されたら教えてくれるサービスについて紹介している。これはこれで便利かもしれません。
eBook USER
電子化されたら教えます 「電子書籍サーチ」にアラートメール機能

リドリー・スコット監督が、バチカンから「お墨付き」をもらった、という記事です。カトリシズム的には口を挟まずにはいられないんだろうが、科学的には受け入れるにせよ進化論も「神の仕業」というわけです。だから、キリスト教的な神以外の存在が人類の起源か? という設定には一応、反論しとこう、ということなんでしょう。
シネマトゥデイ
バチカンが『プロメテウス』を批判!『アバター』『ダ・ヴィンチ・コード』に続いて


アゴラ編集部:石田 雅彦