洗脳と暴力で人間を自在に操る「悪魔的な存在」というのは昔からいます。今度は尼崎市で北九州の監禁殺人事件を彷彿とさせられるような事件がありました。これまで8人くらい犠牲者が出ているらしい。この「ニュース2ちゃんねる」では、尼崎の事件に関与したと考えられる複雑怪奇な人間関係を紹介しています。これまで発見されている一部の遺体については、どうも暴行の末に衰弱して死んだらしい。しかし、十年近くこうした事件が明らかにならず、しかも生存した関係者が警察に知らせて初めて明るみになった、というのが怖いです。
一方「なりすましbot」の遠隔ハッカー事件では、乗っ取られたPCの所持者が、警察の捜査で冤罪に陥れられているんじゃないか、とネット上で話題になっています。日本は逮捕勾留後、裁判所が容易に期間延長を認める傾向にある。それ以前に、勾留請求まで72時間まで警察の取り調べ室に拘束されるわけで、その間は外部へ連絡するのはなかなか難しい。こうしたことをタテに容疑者へ自白が強要され、冤罪が生まれやすくなっているわけです。
表題のブログでは、島根県で若い女性が乗用車ごと行方不明になった事件を紹介しています。今年の9月27日から行方がわからないらしいんだが、今のところ続報もない。事件に巻き込まれた可能性もあるし、単なる家出かもしれないんだが、早く安全に発見されて欲しいと思います。
で、このブログでは、同じ島根県の女子大生が2009年11月に殺害された事件の犯人がまだ捕まっていないことを重視。遺伝子など捜査方法を一考したらどうか、と提案しています。未解決事件や冤罪事件も多い警察なんだが、広範で強力な捜査権を持っているほとんど唯一の機関でもある。こんなにも警察が無力だと、犯罪の抑止効果も薄いと思います。
Passion Fruit ─情熱の果実─
松江市で女性が行方不明・公開捜索
機密公開! 米軍が50年代に開発を計画していたUFOの設計図
Kotaku JAPAN
米国の国立公文書記録管理局が、同国空軍が1950年代に「円盤状の航空機」を作ろうとしていた、という機密文書の公開を許したらしいんだが、これ、空飛ぶ円盤、UFOです。今回、アイデンティファイされてしまったというわけ。この設計図を垣間見ると、ジェットを下方へ噴射して浮上するようです。ただ、このかつてカナダにあった航空機メーカーが空飛ぶ円盤を作っていた、というのは有名な話らしい。風洞実験までしたんだがアンコントロールの操縦性で計画は放棄された。今回、そのプロジェクト改めて公になった、というわけです。
YouTubeの仕様変更により『江南スタイル』が1位から圏外へ転落 仕様変更前とランキング比較
ガジェット通信
YouTube(Google)がほとんどサイト乗っ取りに近い意図的なアクセス操作に業を煮やし、カウントパラメータを修正した、とコメントを出したわけなんだが、その結果、ずっと首位にいた楽曲動画がいきなりランク外へ落っこちたんだそうです。こうした「揺らぎ」はありがちなので、対策を講じたのかどうかわからないが、再びランクインしてきても不思議はない。むしろこっちの動画のほうが興味深い。そのマンマやないかい。
フルHDで暗闇撮影もOK! 世界最小サイズのトイムービーカメラが登場!
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超小型で高性能高機能、しかも低価格、と何拍子もそろった動画カメラです。特に暗視機能がけっこうスゴい。動物行動学の研究の場なんかでも活用されそう。おかしな使い方をする連中も増えそうです。
一般法人
治大国若烹小鮮 ─ おがた林太郎ブログ
1990年代の後半あたりから牛の歩みの如くノンビリ進められてきた「行政改革」なんだが、霞ヶ関官僚制度がこれで弱体化したのは間違いなさそうです。ただ、彼らの利権構造がなくなったか、と言えばシブトク残っている。このブログ主のような官僚出身の政治家は多い。こうした内情を熟知している人間こそ「改革」に率先して手を付けるべきなんだが、行政の守備範囲から逸脱してもなお多額の補助金などが流し込まれている、ということなら昔より悪い状態なんじゃないかと思います。
素粒子物理学をAngry Birdsで楽しく学習─RovioとCERNがコラボレーション
Tech Crunch 日本版
小難しい以上に難解な学問を楽しく学べる、というのだから便利です。幼児教育の一環なんだそうだが、この「アングリーバード」ってキャラ、最近ではフジテレビとコラボしてるようです。いったいいくらで契約したんだろう。この日本ではまだ知名度の低いゲーム。世界中で大ヒットしてるようです。で、日本にはこの日本科学未来館「フカシギの数え方」がある。個人的にはこっちのほうが好きです。
IHI、航空機に燃料電池搭載 世界初の実験成功
(*゚∀゚)ゞカガクニュース隊
IHIってのは元の石川島播磨です。創業は1853(嘉永6年)っちゅうんだから幕末だ。函館戦争で奮戦した国産初の汽走軍艦「千代田形」の原型とも言われる「君沢(くんたく)形」を作った伊豆の船大工らも参加した水戸藩の造船所が原型になったところ。今回のプレスリリースはコレなんだが、「離陸前から高度上昇中において、燃料電池からの発電による電力供給を行い、巡航飛行時に航空機の電源を用いて充電を実施、その後、再度、発電、充電、発電のサイクルを行うことに成功」したらしい。水素ガスを扱うんで安全性の確保が課題だった、と書いてあります。
そもそも赤い内装は回転を高めるため
diary in situ
相変わらずネット上では「マクドナルドのメニュー論争」が続いています。このブログは、内装の色でさえ回転率を考えている、と書いている。赤という色は、空腹時には食欲を増し、満幅になると居心地が悪くなるらしい。熱々の出し汁で食わさない立ち食いそば屋の発想は、どんなファーストフードでも共通、というわけです。
Troubles in the EU, America and China Cause Concern in S. Korea
THE DIPLOMAT
グローバル経済で成功した代表的な事例として挙げられる韓国経済なんだが、過度の輸出依存、外資依存、というのがここんところの経済危機を誘発しているわけです。とりわけ中国経済の減速の影響が大きい。米国やEUはいわずもがな、日本の需要も伸びていません。この記事では、他国の経済政策が成功するかどうかに今後の韓国の生殺与奪がかかっている、と書いている。日本、中国という巨大魚の間を巧みに遊泳してきた「小魚」がこれからどうなるか、予断を許さない状況らしいです。
急成長する高速バス 新制度で生き残りをかけた戦国時代に突入
キャリコネ
週末の夜、東京・八重洲口あたりへ行ってみるとビックリします。ちょっとした路地裏にまで、大型バスがひしめいて停まっている。フロントガラスには青森行きとか鳥取行きとか掲げられ、若い旅客がキャリーケースを引っ張って乗り込んでいます。こうした民間の高速バス、事故が頻発したのも記憶に新しい。この記事では、急成長する高速バス業界について「中の人」の口コミと同時に分析、書いています。筆者はいかにも変な業者のバスには乗らないようにしているんだが、これから競争がどんどん激しくなるわけで、乗っちゃったらとにかく事故が起きないことを祈るばかり、というのもおかしな話です。
アゴラ編集部:石田 雅彦