『財政破綻でもうける方法』(藤沢数希/池田信夫著 価格:¥315税込)が発売されました。
日本ははたして破綻に向かうのか、そんなときでももうける方法はあるのか? ……トレーダーでありながら著名なブロガーでもある藤沢数希氏の著書『外資系金融の終わり』(ダイヤモンド社)の発行を記念しておこなわれた池田信夫氏との対談集では、今回の著書の内容に基づいて外資系のみならず金融業というビジネスがどのようにしてお金をもうけているか、また、そのなかで働くビジネスマンのマインドも含め、藤沢氏が赤裸々に語っている。池田氏との掛け合いで『外資系金融の終わり』にも書かれていない裏の話も語られ、藤沢数希ファンのみならず、今後の日本経済について興味あるビジネスマンにも一読いただきたい内容だ。軽妙に読める内容はまさに電子書籍向き。
【目次】
1. 暴走したマネーゲーム
2. 邦銀が日本国民に押し付けている財政破綻というテール・リスク
3. リフレ政策とガラガラポン願望
4. 実は最悪だったポールソン米財務長官の金融危機への対応
5. 日本の財政破綻でもうける方法
6. 不良債権問題とは何だったのか
7. 巨大金融機関と福島みずほ
8. 大企業から個人の時代へ
9. 民主主義の限界
【著者略歴】
藤沢数希(ふじさわ かずき)
理論物理学、コンピューター・シミュレーションの分野で博士号取得。欧米の研究機関で研究職に就いた後、外資系投資銀行に転身。以後マーケットの定量分析、経済予測、トレーディング業務などに従事。また、高度なリスク・マネジメントの技法を恋愛に応用した『恋愛工学』の第一人者でもある。月間100万PVの人気ブログ『金融日記』の管理人。ツイッターのフォロワー数は7万人を超える。
池田信夫(いけだ のぶお)
株式会社アゴラ研究所所長1978年東京大学経済学部を卒業後、NHKに入社。報道番組の制作に携わり、1993年に退社。1997年慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科博士を中退。同年国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)教授。経済産業研究所上席研究員を経て現職。上武大学経営情報学部教授。学術博士(慶応義塾大学)。日本を代表する人気ブロガーとして積極的な言論活動を展開している。
出版社:アゴラ出版局
http://akasik-libraries.jp/