GW前半に安倍総理がロシアやトルコ、中東へ、麻生副総理がインドやスリランカへ行ってました。ロシアでは安倍総理がプーチン大統領と共同声明を発表。記者会見ではTBS記者の「質問問題」などがあったんだが、両国間ではどうやらパイプラインや北海航路などの問題、日本企業の沿海州進出などが会談されたようです。さらに安倍総理は、トルコとの間で原発を受注、原子力協定も締結。麻生氏は中韓が欠席したASEANの財務相会議で存在感をアピールしました。
この「株式日記と経済展望」というブログでは、日本外交は中国に取り込まれた韓国も一緒に包囲網を形成した、と書いています。安倍総理と麻生副首相が精力的に各国をまわったGW。対中国へ圧力をかけるという目的もあった様子。また「森功のブログ」では、ロシアとトルコで成果を上げ、UAEでは肩すかしを食わされた、と書いている。今回の外遊の目的は「エネルギー外交」といった側面もあったわけなんだが、国内にはまだ原発問題などもあるよ、と苦言を呈しています。どうも、ロシアとの北方領土問題は、両国とも外務官僚へ丸投げ状態のようです。
一方、この「政治学に関係するものらしきもの」というブログでは、麻生副首相の「日中関係は1500年間、良好だったことがない」という発言に対する中国人の反応を紹介。本当にずっと良好じゃなかったのか、と言われると首を傾げざるを得ないんだが、国家の中枢にいる政治家の言葉とそれを伝える大マスメディアの論調は相変わらずズレている。しかし、少しずつ両国の間に流れるムードが変化しつつあるんじゃないか、と書いています。
表題のブログでは、今回の外遊が中韓へショックを与えたのでは、と分析。ただ、ロシア、特にプーチン大統領との交渉ごとは要注意のようです。韓国が本当に中国へ歩み寄っているのかどうか微妙なところ。しかし、ASEANの財相会議へそろって欠席、というのが様々な憶測をよんでいます。両国とも対日政策では特に一致して歩調を合わせたい部分があるのかもしれません。そのあたり、外交的な綱引き駆け引きでロシアという大国をうまく操縦できればいいんだろうが、こっちもなかなか難しそうです。
やぶにらみトーク
安倍総理の訪露、平和条約交渉も再開、中国は日露友好を好まないだろう。
Gunosy炎上に関して、方々に苦言を呈すの図
quipped
彼方で何やらボヤが起きたかな、と思っていたらGW後半になって火の手が大きくなり今ではネット上でかなり燃え広がっています。それは何かと言えば「グノシー」についての反応や意見。「デジタルマガジン」とか「乱れなよ、そして召されなよ」に詳しい。そこに燃料投下したのが中の人のブログ。このサービス、ネット上の情報をキュレーションして毎日届けてくれます。なかなか便利。「Sd Japan」の記事にあるように、東大の大学院生たちが始めて卒業後は止めるつもりだったサービスらしい。それが会社になり世間の荒波に揉まれた、という次第。切り込み隊長が書いてたように、使い方によっては利用価値があるかもしれないんだが、今の仕様だと全員に同じような記事しか届けられてません。表題のブログでは、せっかく始まった意欲的なサービスなんだから外野は生暖かく見守ってやれよ、と書いています。
制作会社を頼らずWordPressでホームページを作るメリット10個
WEBSAE
けっこう皆さん始めてるのがWordPressという無料のブログ作成ソフトです。PHP(Hypertext Preprocessor)ってプログラミング言語で動くんだが、難しいことはほとんどありません。自分のレンタルサーバーがPHPに対応してれば、そのままFTPへファイル転送すればいい。いろんなテンプレートやデザインを選ぶことができ、プラグインも豊富です。ブログ主体のホームページが簡単にできる、というわけ。この記事によるとその導入メリットは多いようです。
ある企業のCEOが「9日間の完全なネット断ち」で得られたもの
ライフハッカー日本版
GWはいかがでしたか? どこかへ出かけて仕事からトコトン解放された人も多かったんじゃないかと思います。この記事はなかなか示唆的な内容で、デジタル情報に溺れるとメンタルコントロールが難しい、などと書かれています。定期的にネットやPCから離れ、自分の頭で考えたりモノを探したり瞑想集中したり、といった時間を持ったほうがいい。そんなことはわかってるんだが、やはり旅先へは携帯端末を持って行きたくなりますね。
常識破りの飲食店の時代
起業の目
立ち食いのイタリアンとか口コミで繁盛する総菜屋とか、すでに「常識」から外れた業種業態の飲食店、というのはけっこうたくさんあります。しかし、場所や客層は相変わらず重要なんじゃないかと思うわけで、立ち食いのフレンチやイタリアンも、立地のいい場所ではすでに飽和状態のようです。一方で飲食する側のライフスタイルや嗜好も変化しつつあるわけで、そのへんなかなか悩ましく一口では語れない世界なんでしょう。
ココイチの神対応『ルーお代わり自由』は本当か?実際にやってみた
秒刊SUNDAY
あ~これは知らなかったわ。今けっこう損した気分です。三角食べの達人を自認してますが、たまに失敗します。そのほとんどが、カレーのライスとルーの比率。特に例のグレイビーボートって別の入れ物、アレに入ってくると配分を間違えてしまいがち。CoCo壱のはそんなこたないんだが、ルーの追加ができるなんてホントに「神」ですな。
「集中力」と「やる気」を同時にアップする7つの習慣
書いて稼ぐ*SOHOライターの文章術
いわゆる「ノマド」っぽい職業の人たち以外でも、ここで紹介されてる方法は活用できるかもしれません。自営業とか自宅勤務なんかは、とかく他人の目がなかったりして「自律」するのが大変です。やる気を出すためのこうした「儀式」は意外に有効です。特に小さなご褒美や翌日の準備、というのはそうなんだろうな、と思います。
The First Entirely 3D-Printed Gun Is Here
BUSINESS INSIDER
けっこう前から3Dプリンターで銃器を作ることができる、と話題になってたんだが、ここではフォーブスの記事を紹介しています。「Liberator(リベレーター)」ってのは、第二次世界大戦中に連合軍がフランス国内の対独レジスタンスに空中投下した銃器から名付けられたらしい。この製品、ネット上からファイルをダウンロードし、3Dプリンターで作ります。撃針は鉄製らしい。あと、空港などのセキュリティアラームに反応する素材が含まれているようです。動画を見るとわかるんだが、どんだけ真っ直ぐ飛ぶのか、ちょっとわかりません。この外見だと威嚇にもあまり効果なさそうです。
Facebook、Google、Twitterの広告責任者がクリックの価値について激論
Tech Crunch 日本版
広告クライアントが何を求めているのか、なかなかよくわかる記事です。現在のネット上のトップ企業がネット広告に対してどういうアプローチと見解、戦略戦術をもっているのか興味深いんだが、出稿側にしても効果のない広告は出しても仕方ない、と考えます。しかし、ここで語られているように、ネット広告の効果、というのはまだ定まった基準はない。今後、このあたりが焦点になってくるんでしょう。
More Than a Good Eye: Robot Uses Arms, Location and More to Discover Objects
Science Daily
米国のカーネギー・メロン大学が作った「HERB」というロボットの画像認識技術について書いている記事です。物体の色や形を認識し、それを絞り込むことができるようになったらしい。人間がどこに置いたか忘れてしまった物体も覚えている、というわけで、これがクラウドやグリッドPCなどとつながれば、何やらSFの世界に近づいているような気がします。同大はもともとロボットサッカーの大会などで好成績を収めてきました。日本のロボット技術もウカウカしてられません。
アゴラ編集部:石田 雅彦