週刊アゴラ:5月第2週 小黒一正「アベノミクスでどうなる? 日本の財政」

新 清士

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コンテンツ:
小黒一正
アベノミクスでどうなる? 日本の財政

ゲーム産業の興亡(51) 新清士
任天堂の試練~今年度の改善は期待できるが、決定的な状況打開が見えない


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小黒一正「アベノミクスでどうなる? 日本の財政」

小黒氏はそれに同意し、「異次元のかなり危険な領域に踏み込んでいます」と指摘した。日銀は7兆円の毎月の国債購入目標を示した。国債取引の約7割に当たる。「大きないけすの中にクジラが入り込んで、すべてを飲み込んでいるような状態。日銀の意向次第で価格が決まってしまう」と指摘した。このために4月5日、国債価格が乱高下した。

「日銀が危ないと思っても、この状態から引けなくなってしまうのではないでしょうか。そして機関投資家が日本国債を売り始めたら、日銀がそれを飲み込み、さらにリスクを抱えることになる」と小黒氏は指摘した。さらに消費者物価指数(CPI)を……

ゲーム産業の興亡(51)
任天堂の試練~今年度の改善は期待できるが、決定的な状況打開が見えない

任天堂が2期連続赤字であったことは、ゲーム業界関係者にも驚きを持って受け止められた、一方で、あり得るシナリオだとも考えられていた。「ニンテンドー3DS」の苦戦と、何より家庭用ゲーム機の「Wii U」のどちらも目標としていた販売台数に届いていない。

また、特に「Wii U」は大型タイトルの不足もあって、相当苦戦しているという印象が否めない。また、11年8月の「3DS」の1万5000円への思い切った値下げにもかかわらず、この状態が続いているのは深刻と言わざるを得ないだろう。子供層以外へのアピールが弱い状態になっていると考えられる。

■任天堂が直面している5つの課題……

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